くりたのブログ
年末年始のご案内など。
12月もはや2週目ですね。
見頃が12月にずれ込んでいた今年の紅葉、
なんと、今日の時点でも「とても綺麗でした!」とのお声があったりして、
まだまだ名残の紅葉狩りを楽しめる、という状況の今シーズンです。
皆様からお見せ頂いたお写真から推測すると、
どうも、12月に入って一気に色付きが進んで、見頃のタイミングを迎えたエリアが多かった様子。
しかも、発色も良くて、見事に真っ赤でした!!!とのご感想も、
12月に入ってからが、とても多かったです。
総じて意外と良いという展開となった2024年紅葉、そろそろ終盤、といった感じかと思います。
、と、紅葉のお話をしつつも、ここ2、3日は気温がぐっと冷え込むようになっていて、
じわりじわりと底冷えの冬が近づいていることも感じます。
寒がり代表としては、とうとう来たな、、、とカイロ準備に余念なく過ごしています。
耳からは紅葉の晩秋、体感はもう冬のはじまり、そんなここ数日です。
さて、ここでひとつ表題のお知らせを——。
すでにトップページにてご案内しておりますが、
この年末年始の営業予定についてお知らせさせて頂きます。
(→詳細については、こちらをご覧くださいませ)
おせち料理の製作にかかりますので、年内は24日(火)までの営業となります。
(少人数体制での作業となり、例年早い目からの休業とさせて頂いております。)
また年始につきましても、変則の営業予定となりますが、何卒ご容赦の程、お願い致します。
という訳で、2024年もラスト3週間ほど、
日々、夜なべ仕事も立て込んでくるのが、この時期の常なのですが、
昨晩の作業は、こんなもの。
寒い時期に嬉しい甘味、金柑ですー!
写真は宮崎産で、上はすでにヘタをとって、一つずつ果肉にぐるっと切れ込みをいれて、
と、作業を進めている途中の状態のもの。
ここから蒸し上げて、一つずつ「種」を竹串で取り除いて、という工程を経て、
最終的にシロップで甘く炊き上げ「蜜煮」に仕上げます。
実は、この種を取る作業が、とっても大変!
切れ込みの間から串で探りながら、種を取るのですが、
種の入り数は個体により様々なので、一つずつ丁寧に確かめながら取り除きます。
しかも、量が4キロ!なので、そこそこ根気のいる作業なんであります。
でも、金柑のなんともいえん甘酸っぱい香りに包まれながらのこの作業、
私は結構好きなのですが、大将はどうも苦手らしい!
ちまちまと細かな作業なので、目が見え辛い、というのが最大の理由のようなんですが、
そんな大将、作業後の昨晩になんと金柑の夢を見てしまったらしく、
「一つの金柑の中に、信じられないくらいの量の種がびっしりと入っていて、
『うわっ、こんなん出てきたあーーーーー!』と、急いで皆に見せようとしててん」
という厨房夢をみたぞ、ということを、出勤早々に報告してくれはりました(笑)!
そんなに嫌だったのだなー、ということ、
そして、常に急かされる感じのあるこの日々が見させた夢なんかな、ということ、
思わず感じてしまった(!)、料理屋の12月2週目の1日、でした。
ともあれ金柑、とても美味しいですよねー。
甘酸っぱくて、上品な苦味も心地が良くて。
しかも、ビタミンCをはじめ、栄養価も高いんです。
風邪をひきやすいこの時期、積極的に摂りたい食材ですよね。