くりたのブログ
生落花生。
夜になって、風の音が強くなってきております。
のんびり台風のこの10号、近畿地方は明日の午後辺りから要警戒とのこと、
出来うる限りの用心を!と、皆で備えつつ過ごしています。
随分と長引く可能性もある、とのことなので、今後の状況が不安なところではありますが、
兎に角、これ以上の被害がなきよう、はやく過ぎ去ってくれることただただ願うばかり、です。
皆様もどうぞ、お気をつけてお過ごし下さいませね。
さて、そんな月末間近な今日、
業務終了後、来る次の月へのお献立の準備をする中、
ちょっとこんなん使ってみよか!と仕入れた、これ。
生の落花生、です!
しかもこれは、サイズが通常のものより大きめ!の、ジャンボサイズ。
千葉県産の、「おおまさり」という品種なんです。
生の落花生って、産地の近くでないとなかなか出会う機会が少ないかと思うんですが、
(→なので、関東方面の方にはきっと馴染み深い、ということになるのかもしれませんね!)
市場でも、ちょうど旬が始まる今からの時分よく見かけるので、
これを使って何か出来ないかな?ということで、この度入荷をしてみた次第、です。
マメ科の植物、落花生。
花が咲いて枯れた後、
その花のついていた根元の茎のところが地面に向かって伸びて、地中に潜って、
土の中で次第に莢ができて、その中に種子が出来る、というものなんですよね。
(→大変ざっくりとした言い方にはなりますが!)
そして、よくピーナッツとは何が違うんだ?という疑問がでるのですが、
これ実は、同じものなんですよねー。
市販でよく見かけるのは、乾燥させてから炒ったものかと思うのですが、
莢つきのものは落花生、ないものはピーナッツ、と勝手に分けて言ったりしますけれど、
実際のところは同じもの、なんですね。
で、この生の落花生。まずは、塩ゆがきに。
水から茹でて、なんと待つこと50分!結構時間を要します。
そしてしばらくそのまま置いて、出来上がったものは、、
なんとも、ほっくり!
乾燥しているものとはまた違った、柔らかな食感。
しかも、豆の持つ旨み、甘みが、一噛みごとにじわーっと出てきます。
湯掻きたてのこの感じ!、本当に美味しくて、クセになります!
、、とは言いつつも、これを何かさらに料理に生かすことは出来ないかな。ということで、
あれやこれや、とこれから試行錯誤を重ねます。
秋の面白い何か、出来ますようにー!!!