くりたのブログ
夜なべ仕事。
寒くなってきましたね、、、。
底冷えの冬、とうとうスタートしております。
寒がり代表の私、カイロが手放せなくなって数日が経ちますが、
よぉよぉわかっているんです、
こんなんはまだまだ序の口、であることを、、、、。
未だ、痛いぐらいの冷気を感じるくらいには至っておらず、
本格的な京都の盆地の冬は、これから、なんですよねー。
ただ、寒いながらも、
この「12月」の寒さに関しては、多少喜んで受け入れる気もあり。
12月と言えば、料理屋にとっては一年最後の大試練、
「おせち仕事」が待ち構えているんでありますが、
このひと月の間の、下拵えから始まる作業中にあっては、
食材への影響を極力減らす、という意味合いから、
出来るだけ気温が低い方が良いなあ、という視点の方が先立つので、
個人的な感覚とはズレつつも、少々ホッとする思いもあります。
(暖冬の年だと、部屋に冷房をつけながら作業をする、ということもあるんですよー!)
いずれにしても、防寒対策しっかりしながら、
この冬、過ごしてまいりたいと思います!
さて、すでに「お知らせ欄」にてお伝えしておりますが、
年末年始の営業予定につきまして、ご案内申し上げます。
(詳細はこちらへ→)
今年も、年内の営業は24日の夜までとさせて頂いております。
25日以降は、おせち料理の製作に取り掛かるため、
少々早い目の休みとはなりますが、例年そのような日程と致しております。
少人数体制による作業となるため致し方なく、
何卒ご容赦のほど、お願いいたします。
というわけで、
何かと慌ただしいこの12月、
通常業務とおせちに関する色々、日々なにかしら作業はあって、
常に手を動かす中、夜なべ仕事はこの時期の常、なんでありますが、
そんな中の一作業、お写真は、「金柑」ですーーー!
出来上がるのは、金柑の蜜煮。
まずは一つずつヘタを取って、切れ込みを入れて(上写真)、
蒸してから、その切れ込みの間から一つずつ種を取って、最終的に甘くシロップで炊き上げる、
というところまで進めていきます。
金柑の甘酸っぱい香りに満たされながらの、この一連の作業、
根気、要!な仕事ではありますが、
今年もこの時期が来たんだなー、なんてこと思いながら、
作業を重ねます。
金柑の蜜煮、おせちの一品目、そして、
冬の間のお食事後のお茶請けにもお出し致します。
寒い時期、ビタミンCたっぷりのほろ苦い甘味、
嬉しいですよねー!