くりたのブログ
イサザ。
お写真、「イサザ」です!
琵琶湖の固有種で、体長は5〜8センチほどでしょうか、
冬から春に旬を迎える、ハゼ科の小さなお魚、です。
ちなみに、他地域でもイサザと呼ばれる魚(→例えば踊り食いで有名なシロウオなど)がいて、
時に混乱が生ずるところなんですが、
琵琶湖のイサザは、それらとは別種の淡水魚なんであります。
白身でありながら、しっかりとした旨味があって、
小さな身体の中に、美味しさがギュッと詰まっています。
大豆などと一緒に炊いたりしてもよし、唐揚げにしてもよし、
毎年この時期の登場を心待ちにしてしまう、
琵琶湖産のお魚の一、かと思います。
そして、このイサザの魅力といえば、もう一つ。
顔がね、どことなく魅力的なんですよ!!!
扁平で、目は少々離れ気味で、
程よく裂けた口をぱかっと開けたときのその表情、
なんとなく力が抜けていて、よろしおす!
入荷があると、旬の美味の登場にテンションが上がるのはもちろん、なんですが、
愛くるしい、ひょうきんな表情に魅入っては、癒されています(笑)
イサザ、今月末頃まで八寸の中のおひとしなとしてお出し致します。
この時期ならでは、の琵琶湖からの恵みです。
美味ですよー。皆様、是非に!