くりたのブログ
夏越の祓。
あっという間に、6月も最終日、
今日は30日、夏越の祓の日、ですね。
もう、一年の折り返しだなんて。
自粛も長くて、いつも通りに時間を過ごせていないような感覚が強いので、
「こんなんで半年経ったと言われてもうっっ!!!」と、行き場のない憤りは隠せません。
例年でも、なんと早いことか!という感想が常なのに、
今年は、あまりにも早過ぎますよ、というのか、やるせない、というのか、
納得がいきません!というのか、ぼやきも多く思いも複雑!
しかも、昨年に引き続き、ですものねー、、、、、、。
でもやはり、こればっかりはしかたおへん!そう言い聞かせて、
ワクチンも行き届いて、明るい展望が見えて来ますように、と、願いながら過ごす、
今年の前半最終日、です。
さて、こんな時こそ厄祓いを!ということで、
つい先ほど、雨の降らぬ間を狙って夏越の祓の行事ごと、「茅の輪くぐり」へ出かけて参りました。
場所は、「上賀茂神社」。
茅の輪はニの鳥居内にあって、すでに10日から設置されていた、とのことで、
今日は大祓当日ですが、昼間は混み合うこともなく、
記されたくぐり方に則って、左・右・左、最後は真ん中から、としっかりぐるぐる回らせて頂きました。
茅の輪くぐり、の記憶では、
参拝者が多くて、くぐり待ちの方が多い年など、
「一度回っただけでも、ちゃんとご利益ありますので、くぐるのは一度だけでお願いしますーー」
と、くぐり制限をされていた神社さんもあったこと覚えています。
今年は、密を避ける意味でも、そもそも茅の輪の設置を取りやめておられたり、
いつもより早めの時期から設けられているところがあったり、と、神社によって色々の様子、ですね。
立砂(たてすな)。見事な円錐形。
これを見ると、砂遊びが好きだった頃の記憶が揺さぶられるのか、
どうやって作ってはるんかな、ということにしばし思いを馳せてしまいます。
笹飾り。7月25日の「賀茂の水まつり」には、これらが
境内を流れる「ならの小川」に立てられて、お祭りが催されるんだそうです。
上賀茂らしく、葵の形、馬の形、と可愛らしく飾られた短冊の中で、一際目を引いたのが、
八咫烏(やたがらす)の形!
目つきに魅かれます。
人形(ひとがた)もきちんと奉納させて頂いて、
今後「禍」も一旦の収束をみますように!と、しっかりとお参りをさせて頂きました。
にしても、水のせせらぎの音を聞きながら、沁み入るような緑いっぱいの自然に囲まれて、
なにやらホッと心の洗われるひととき、でした。
そして、帰ったあとはもちろん、これ!
水無月、です!
本来、6月30日の夏越の祓の日に頂くお菓子ですが、
店では例によってこの一ヶ月間、お食事後のお茶請けとしてお出ししておりました。
そして、夏越の本番の今日は、私もお相伴させて頂きます。
(この日だけは、いつも大将が私用のも拵えてくれます。いつもおおきに、ですー)
優しい甘味、ほっこりしっかり頂いて、これで折り返しミッション、無事完了、です!
、、というわけで、明日からは、いよいよ7月。
お祭りは今年もお休みですが、美味しいものはお休みなし!です。
夏が美味しい旬食材、これから続々登場してまいります。
暑さにめげず、元気に頑張って参りますよー!!!