くりたのブログ
子持ち鮎。
日毎に涼しさを感じるこの頃、
店ではこんな作業もいよいよ始動、
お写真、「子持ち鮎」です!
晩夏から初秋にかけての鮎は、お腹に卵を抱いていて、
身と卵、合わせて味わうのが、この時期の鮎ならではの楽しみ方、なんです。
店では、甘辛く炊いて、仕上げます。
卵のプチっとしたなんとも言えん食感、旨味、
そして、甘辛いお加減が十分に染み込んで、
口の中でほろっとほぐれる身、
それはそれは、美味!なのです。
じーっくり炊き上げるので、
頭も骨も一尾丸ごと頂けるのも、魅力。
絶妙な柔らかさを楽しみながら、
しっかりと濃く深い風味が楽しめます。
これ、初夏の時期の若鮎とは、
また違った味わいなんですよねー。
さて、
まず作業は、縫うような串打ちから始まって、
包丁で切れ目を入れて、、、
卵が上手く出るようととのえて、、、
そしてこの後、
遠火で程よく焼いて、、、
一先ず、このような状態に。
この段階でもなんだか美味しそうに見えるのですが(!)
ゆっくりじっくり、大鍋で、
柔らかく、甘辛く炊き上げていきます。
中までしっかりとお味が染み込むまで、
これからまだ何工程も経ることになりますが、
「子持ち鮎」、これからお献立に登場予定、です。
ほっこりいたしますよー。皆様、是非に!
そして、この「子持ち鮎の甘煮」、
「おうちでくりた」でも販売予定でございます。
発送、及びお持ち帰りのお料理にて、ご用意をさせて頂きますので、
気になる方おられましたら、是非、ぜひ、お尋ね頂ければ、と思います。
皆様のご利用、お待ちしております!
作業としては途中段階の写真、
ということにはなるのですが、
この焦げ感の並び、
これ、目にたまらん、絵面ですよね(笑!)
秋に合いますね。
(ビールっっっっーーーーーー!
でも、完成品には、日本酒が合うかと思います。
もちろんお酒なしだって、美味しいです。)