くりたのブログ
ウルイ。
お写真、「ウルイ」です!
オオバギボウシの若葉の部分である、うるい。
早春の味覚の山菜の一つで、
今の時期、促成栽培のものが市場でも出回り出します。
写真のものは、山形産。
東北地方のものが有名ですが、
最近では全国的に栽培されるようになっている様子ですね。
この、黄色にも近い若い緑色が、
柔らかい、春の色目、なんですよねー。
風味は、といえば、
シャキッ、ショキッとした食感に、
ほんの少しのぬめり感と、程よく優しい苦味があります。
春の山菜って、
アクが強く、特有の苦味があるものが多いのですが、
これは、それを敢えて食することにより、
冬から春へ、体内のスイッチを切り替える、というのか、
細胞を活性化させ、新陳代謝を促す、という効果があるんですよね。
でも、その特有のアクや、苦味こそが少々苦手だ、
というお話もよく聞きます。
ですがそういう意味では、このウルイ、
山菜の中では比較的その苦味は控えめで、
アクも少なく、なんと生でも頂ける程!
下処理いらずで調理もしやすい、ので、
とても扱いやすい山菜なんではないかな、と思います。
ウルイ、店ではこれから、
ちょっとしたつけあわせ等にちょこちょこ使います。
これから春の山菜、
どんどん登場予定、です。
もう、そんな時季なんですよねー!
クセが少ないので、
お浸し、和え物、生でサラダ感覚で、、等々、
色々に使えるんですよー!