くりたのブログ
畑菜。
お写真、今がまさに旬!の
「畑菜(はたけな)」です!
おそらく、京都および近郊のエリアで栽培されているお野菜なので、
馴染みのない方も多いかもしれませんね。
アブラナ科の葉野菜、畑菜。
元々、菜種油を採るために栽培されていたものを、
冬から春先の、流通する野菜が少ない時期のため、
食用として改良されて利用されるようになり、
それが広く一般的となった、というのが経緯、なんだそうですが、
歴史を辿れば、江戸時代まで遡れるんだそう!
実はこの畑菜、
初午(2月に入ってから最初の午の日)の日に頂く、という風習が京都にはあって、
今年の初午は、9日。
、、なんですが、
寒い今の時期が美味しい伝統野菜!ですので、
この時期通してしばらく、
お献立には登場予定、なんです。
ほんの少しネトっと粘りのあるような食感に、
優しい甘味を感じたりして、
なんでもない葉野菜のようでありながら、
独特の、ならでは、の味わいがあります。
あ、この感じ、畑菜やなあ、
もうこんな時期がやってきたんやなあ、、、と、
節目、というのか、
季節の移ろい(→暖冬でもね!)
を感じさせてくれる、お野菜なんです。
畑菜、これからしばらく、
お献立に登場いたします。
皆様、是非に!