くりたのブログ
高原花豆
お写真、「高原花豆」です!
高原、と名の付くだけあって、
主に高冷地で栽培される、このお豆。
写真のものは、群馬県は嬬恋村、から。
他の生産地としては、長野県や北海道なども有名です。
標高が高い場所ほど、大きくて美味しいものが出来る、らしく、
でも、その分栽培は難しく、生産量も多くはないので、
市場では非常に高値で取引がされる!という、
高級豆の一つ!なんです。
この花豆、その特徴は兎に角大きいこと!
乾燥した状態でも、このぐらい。
この時点でそこそこの大きさではあるのですが、
これを半日ほど水に浸すと、、、、
こんな風に!
もちろん、左は乾燥豆、右が水で戻したもの。
1.2倍位の感じでしょうか?
これをさらに一晩水に浸けてゆっくり戻して、
その後水から湯がいて、沸騰したなら水を入れ替えて、、、を、
何度も何度も繰り返し、好みの柔らかさまでもっていきます。
で、一番右端、
これがちょうど湯がきの途中段階のもの!
この時点で、まだ他に調味料等入っておりませんが、
随分と黒く、模様も目立たなくなっていますよね。
そして、これでよし!の柔らかさになったなら、
いよいよ砂糖と醤油で味を入れていきます。
ということで、
一番右端が、一番最後の到達点、味を入れた、完成品!です。
左の乾燥豆から見たら、1.5倍位にもなるでしょうか?
個体によってはそれ以上になるものもあります。
こんなにも大きくなるんですよー。
でももちろん、特筆すべきは大きさのみならず、
お味だって◎!
一粒の中に、
豆のもつ旨味、調味料もあいまって引き出される甘みが、
ぎゅうーーーーっっと詰まっていて、
これがとことん、美味なのです。
豆の魅力を一粒で存分に味わえる、このお豆。
満足感が、凄いのです!
高原花豆、これからしばらく八寸の中のお一品として、
お献立に登場いたします。
ほっくり、ほっこり、いたしますよー。
皆様、是非に!
あまりの大きさに、
「最初、しいたけが炊いてあるんかと
思ってしまいました!」
なんてお声を頂くことも、よくあったり。
(確かにー!笑!)
大きくて、ふっくらしてて、
旨味があって、美味しくて。
満足度、高し!