くりたのブログ
葉月。
湿度の高い蒸し暑さ、続いております。
8月に入って今日は3日め、
早速に酷な暑さの試練に見舞われている、京都です。
「暑いとしか、言えしませんね。」
「厳しい、ですね、、、、」
「たえられませんよねぇ、、、、」等々、
ご近所の方とのご挨拶も、「暑い」にまつわることばかり!
そう言ってみたところで、
しばらくはこの状況が続くこということは、皆承知済みです。
いよいよ来ました、根比べのスタートの時、
立ち向かいます、盆地の夏(笑!)、
覚悟を決めて汗を拭きふき、頑張って参りますよー。
さて、今日はお料理のお話、ではないのですが、
こんな暑くてたまらんそんな日には、というお話。
今の時期、
ついつい、冷たいもんが飲みたい!と、
どうしたって、冷蔵庫へ手が伸びがち、になりますよね。
冷たい喉越し、それももちろん格別!なんですが、
あんまり摂取しすぎると、体内冷やして身体のバランスを崩す事になったり、
また、外気の暑さと建物内との極端な温度差、とか、
とにかく、何かと調整が難しいのが、この季節。
そんな、特に夏の今の時期に、
店の面々(特に大将!)が1日に1、2度、積極的に飲んでいるものがあります。
それは、
これ、塩番茶!
暑い時期、あえての熱いお番茶に、塩、ほんのひとつまみ。
それを、汗をかいたあとの、仕事の前や、合間に、
タイミングをみて、すうっと、頂きます。
今よく言われる、暑いさなかの塩分補給、ということが目的ではあるのですが、
大将がこれをこの時期積極的に摂取するのは、
もう少し繊細な理由がああります。
それは、
暑い時期、汗をあまりにも沢山かいた後に調理にかかると、
どうしても、身体が失った塩分を欲するので、
味付けが知らず知らずのうちに、辛くなってしまう、らしいんです。
自然と自分がそれが美味しい、と思うラインが、
辛めになってしまう、ということなんですね。
だから、敢えてちょっとの塩分を摂取して、
その時々で、少しの体内コントロールを図る、ということなんです。
さすがに、年齢を重ねた今は、いろんな予測もつくので、
さほどの調整もいらんようにはなってきているけれど(=笑、大将談)
それでも、自分のベースになる感覚、基準軸みたいなものに、
ズレが生じていないかな?、というようなこと、
常に気にしなければならない、ということなんですよねー。
熱い塩番茶、
身体がしゃきんとするような感じもあって、
また、熱いことがかえって身体の熱を速やかに抑えてくれる感じもあって、
この時期、重宝いたします。
何かと調子を崩しがちなこの時期、
なるだけ身体のバランス、整えていきたいところ、ですよねー。
いつものお番茶に、
(→店の定番のもの、です!)
塩はほんのひとつまみ、です。
(→入れすぎには、注意!)
頂くと、体がしゃんとするような気がします。