くりたのブログ
うすいえんどう。
お写真、「ウスイエンドウ」です!
いわゆる、えんどう豆の一種で、
上のものは和歌山産。
この「うすいえんどう」、
元々は明治時代に
アメリカからその種が大阪の羽曳野市碓井(はびきのしうすい)に伝わり、
栽培が始まったことことからある名なんだそうですが、
より栽培が適した場所へ、ということで後に産地が移り、
今では和歌山が生産量日本一、ということなんです。
右写真、実をさっと湯がいた状態のものですが、
目に飛び込むのは、
つやっとした優しい緑色!
柔らかな春色、
思わず顔も、ほころびます。
いよいよこんな色目が、目に馴染む季節がきているんですよね。
実はぷっくりと大きくて、
皮は薄く、ほくほくとした食感が特徴。
青臭さなどはほとんどなくて、
若い風味、上品で深い甘みが、
とことん美味!なんです。
これが登場しだすと、あ、春、いよいよだな、と。
噛むごとに優しい味わいが、
口の中いっぱいに広がって、
鼻からはなんともいえん春の香りが、ふわっと抜けていきます。
これぞ、なんですよね!
ウスイエンドウ、
店では、これから色々な形でお出しすることかと思いますが、
今は、とあるお一品の中で、
出汁で炊いて葛あんとからめたもの、という形で登場しております。
自然の持つ、甘み、旨み、それから色味!
身体にじわわっと、しみますよー。
皆様、是非にー!
小さき頃は、
少々苦手であったくらいのはず、なのに、
今はほんまに、美味しいな、、、、と、
しみじみ、思います。
自然の持つ甘み、旨みが、
浸み込む、しみこむ、、、!
春、ですー!!!!!