くりたのブログ
紫ずきん。
9月ですね。
暑さの勢いもここにきてようやく沈静化、
夜も随分と過ごしやすくなってきております。
こうなると不思議なもので、
「今年の夏はほんまに大変やったね、、、、。」
と、すでに、「夏総括」の会話が多くなったりして、
すでに、気分は秋モード!
多分まだ暑さに泣かされる局面が
一度や二度はやってくるに違いがないのですが、
月がかわった作用によるものか、
自ずとチャンネルがぱちっと切り替わってしまったような感覚があります。
そんな9月のスタート、となっているのですが、
気になるのは、台風21号、ですよね、、、。
4日に上陸する見込み、とのこと、
しかも、非常に勢力が強い、とのこと、
もう勘弁しておくれ、、、と言いたいところなのですが、
自然のことゆえ、仕方ありませんね。
備えして用心して、なんとか乗り切りたいと思っています。
さて、お写真。
「紫ずきん」です!
黒豆の最高級品、「丹波黒大豆」を、
まだ熟していない青ざやのうちに収穫した「枝豆」で、
京のブランド産品に認定もされている、枝豆なのです。
そもそも、この「黒豆の枝豆」、
格別に美味しい、ということは良く知られていて、
早生のものが夏の終わり頃から出回りはするのですが、
本来の黒豆の枝豆は、
(←本来晩秋に「黒大豆」を収穫するために栽培されているもの)
収穫時期は秋がもう少し深まった頃で、
しかもそのタイミングもほんの一時期、と非常に限られた期間、なのです。
そんな中、
もう少し早い時期に採れて、かつ安定して収穫できるように、ということで。
品種改良が重ねられ生まれたのが、この「紫ずきん」。
9月の初め頃、ちょうど今の時期から、
10月の下旬頃までが旬で、
市場でも広く出回るようになります。
魅力は、コクのある旨味に、深い甘み!
それにぷくっと太った、大きな豆のなんとも言えん食感。
柔らかで少しモチっとした感じもあって、
独特の風味、があるんです。
一粒でもしっかりとした美味しさがあるので、
いわゆる枝豆のように、
次々とがさっと頂く、というよりは、
(それはそれでもちろん美味しく好物ではありますが!)
一つ一つ噛み締めながら、口に運びたくなるような、
そんな美味しさがあります。
これが出だすと、
お、いよいよ秋、くるんだな、なんてこと思います。
紫ずきん以外にも、秋は美味しいもん盛り沢山。
秋ならではのあれやこれや、
これからどんどんと登場いたします。
秋味、礼賛!
楽しみでしかたありません!!!!
一さやで、
コク、旨味、甘み、満足感!
美味しいんだな、これが。