くりたのブログ
八幡巻。
お写真、「八幡巻」です!
ごぼうをうなぎで巻いて、
タレを焼いて仕上げた、お一品。
この時期使うごぼうは、「新ごぼう」!
通常のごぼうは秋から冬に旬を迎えますが、
それよりは随分と早い目、まだ若いうちに収穫をするのが、
この新ごぼう。
とっても柔らかくて、また香りも良い!というのが特徴です。
八幡巻は、お正月のおせち料理に使ったりもするので、
一年のうちで作る機会が何度かあるお品ですが、
この「新ごぼうの八幡巻」は、やはりこの時期ならでは。
柔らかくて優しい風味の新ごぼう、
いよいよ美味しい時期やなあ、と、
登場を喜びながら、作ります。
ところで、この「八幡巻」。
語源は京都の「八幡」にある、と言われています。
八幡市は古くからごぼうの産地であることが知られており、
また天然鰻が獲れたこともあって、
それらを上手く組み合わせて生まれたのが、
この「八幡巻」である、なんだそうです。
うなぎ以外でも、穴子を使うものや、
あるいは牛肉を巻いてみたり、という例も、
最近ではよく聞きますよねー。
串にさして、
タレをかけながら、
じっくり遠火で焼いて、仕上げます。
鰻と、ごぼう。このゆるぎなく美味しい、このマッチング!
仕上げには、山椒でピリッと。
ほんまに、たまらんのです(笑!)
「新ごぼうの八幡巻き」、
これからしばらく、八寸の中のお一品、として、
お献立に登場予定です。
初夏の鉄板、です!
皆様、是非にー。
鰻の旨味に、
柔らかで爽やかな新ごぼう。
表面にはちょうどの焦げ目に、
甘辛いタレが、
じっくり染み込みます。
そこに山椒が、ぱらり。
こんなに「完全」だと思われる
組み合わせが、
あるでしょうか!?(笑!)
間違い、ないんです!