くりたのブログ
小鮎。
お写真、「小鮎」です!
琵琶湖産の小鮎、もう登場する時季がやってまいりました。
若い緑が目に眩しい、季節ですものね、
食材も、初夏の入り口ならではのものが、色々!なんです。
キラキラと、まばゆくて、美しくて。
まずはその姿に、みいります。
鮎といえば、
春先の「氷魚(ひうお)、
もう少し大きくなった「稚鮎」、
そしてこの時期の「小鮎」、と、
成長段階に応じて呼び名が変わって、
それぞれの美味しさがあるのですが、
この小鮎、
大きさは5〜6センチでまだまだ小さいながら、
氷魚、稚鮎から少し魚体はしっかり、とした感じ、
まばゆく光るその姿は、
とても存在感があります。
そして言うべきなのは、そのお味!
旨味は強くて、深く濃いのに、
それでいて、非常に爽やか!
こんなに小さいのに、
一尾でも十分に、十分に満足感を得られる程の、
清涼感のある旨味、とも言うべき、
印象深い美味さ、味わいがあります。
骨まで柔らかいので、丸ごとぱくっと頂けるのも、
これ、この時期ならでは。
初夏の今の、お楽しみ、なんですよねー。
小鮎、店では甘辛く炊いたもの、
お出し致します。
甘露煮、ではなく、もう少しあっさりと、シンプルに仕上げております。
小鮎ならではの美味、味わっていただけますようにー。