くりたのブログ
節分。
2月もはや3日が過ぎ、
今日は節分、ですね。
御来店のお客様の中にも、
「八坂さん(八坂神社)に行ってきましたー」
「舞妓ちゃんの豆まきの豆、上手くキャッチできませんでした、、、」
「吉田さん(吉田神社)、とっても混み合っていましたよー!!!」
等々、お話くださる方が多く、
皆様、各寺社の節分祭を楽しまれているご様子で、
私も店に居ながらにして、すっかり節分気分!
なんとも耳福、な1日でした。
にしても、今年の節分、
どこも例年よりも随分とお人さんが出ておられるとのこと、
やはり、週末の土曜日という暦まわりもあるのかもしれませんね。
さて、今日はそんな節分らしいもののご紹介。
お写真、「枡(升、ます)」を模した、
今の時期の八寸のおひとしな、なんです!
魚のすり身を卵白や出汁と合わせて出来ていて、
中にはなんと、
豆まきの豆を一緒に練り込んであります。
この豆も、大豆から丁寧に炒って、
皮を取って、湯がいて、半割にして、、、
と、これもちょっとしたお手間いり(!)
でもそうして作ったしんじょうの枡、
豆の炒った風味が絶妙で、
なんとも美味しいんですよー!
枡形、これからしばらく、
八寸の中に登場予定です。
皆様、是非にー!
そして本日店の一同の間では、
節分といえば、の恒例のあれやこれや、も。
まずは、「恵方巻き」。
ずっと懇意にさせて頂いている、
お寿司屋さんのものです。(いつもおおきに、ですー!)
今年の方位は南南東、とのこと。
願いを込めて、かぶります!
恵方巻きも、今やすっかり全国区、なんですよねー。
そして、これも欠かせない!
「法螺貝餅」(ほらがいもち)。
東山安井の柏屋光貞製。(いつもおおきに、ですー!)
「常はでません」と包み紙の文句にある通り、
本日「節分の日」のみ販売されている、お菓子なのです。
中には、味噌風味の餡に、甘く炊いたゴボウ、
それが焼き生地でうまいことくるっと巻かれ、
法螺貝の形になっています。
毎年、変わらぬ、間違いのないお味。
本当に、ほっといたします。
本来は厄除け、の意味合いのあるお菓子なのですが、
この、「毎年同じ日に、同じものを頂く」、ということ、
忙しさの中、時間、暦の流れを忘れそうになっても、
はた、と気づいて立ち止まって、
一旦お茶なぞいただきながら、ほっこりする。
一口入れると、
去年はどうだったかな、そういえば一昨年は、、、、と、
過去の記憶を自ずと思い起こしたりもするので(笑!)
今ある自分を確認する、というお菓子であるようにも、
思います。
と、そんなこんなの今年の節分、
明日は、立春、ですね!
でも、「立春寒波」となるエリアも多いとのこと、、、。
どうぞ皆様、お気をつけくださいますように。
(私も警戒しますっっ、笑!)