くりたのブログ
蕗の薹。
寒い日が続いていますね、、、。
今シーズン一番の寒波、という言葉、
その破壊力満点のその言葉に(あくまでも私(→寒がりである)にとっては、
ということです)、
随分と覚悟しながら過ごす数日ですが、
それでもやはり、堪えます、、、。
でも、
「寒さの底」「峠はこえた」「トンネルが出口はみえてきた」、等々、
表現は色々であるにせよ、あちこちから聞こえてくる、
もう半分は越えたで!
という言葉に、まるでエールを送られているような気持ちで(笑)、
励まされながら頑張って過ごす、一同(というか私)です。
さて、そんな中。
こんなものがすでに市場では出回り出しています。
お写真、「蕗の薹(フキノトウ)」です!
まだハウスものではあるのですが、
三重県は多気郡、宮川流域のエリアより、
次の季節への小さな確かなしるし、到着いたしました。
「筋のとおったふぅううううき!」
の「お弁当の歌」でお馴染み、
(小さき頃は、意味も訳もわからずただただ元気に歌っておりましたが(笑)!)
「フキ」の蕾の部分、であるフキノトウ。
春の気配を感ずる、早春の食材、として、
必ず名のあがる山菜です。
寒い寒い、とはいいながらも、
少しずつ、着実に、確実に、
次の季節への準備、は進んでいるんですよねー。
ほろ苦くて、何とも言えん、
ならでは、の、味わい。
この時期の山菜って、こういう風味のものが多いんですけれど、
冬の間に縮こまって
冬眠状態になっている身体に、
積極的に摂取すると、
体がシャキッと活性化するんだ、
ということ、
よく言われております。
これから湯がいて、アクを抜いて、
という作業を、 丁寧に何度か繰り返して、
店では、とある甘味、に仕上げます。
まだ、確かに、寒いんだけれど、でもこれを乗り越えられれば、、、
という、この「気配」。
そんな、この時期ならではのもの、
もう作業をする時になっているんですよねー!