くりたのブログ
「国宝」展。
10月、ですね!
月が替わって今日ははや5日、
チームの面々は、店内の色々な衣替えをしたりしながら、
慌ただしく過ごすこの数日でしたが、
昨日、今日で随分と涼しくなりましたよねー、、。
上に羽織るものを用意したり、
足元も少しだけ暖かくしてみたり、自分もすっかり、秋仕様。
秋、ますます深まってきていますー!
と、そんな中、
今日は「今年の秋の目玉!」ともいうべき、
注目の特別展に出かけて参りました。
目指したのは、京都国立博物館で現在開催されている、
「国宝」展!
今年は博物館が開館して120周年の節目の年、ということで、
それを記念して、
「国宝」ばかり、縄文から近代にいたるまでの、
選りすぐりの逸品、200点以上を、
どどんと一堂に集め、見せてくださる、という、
なんとも豪華で、まさに特別な展覧会、なんですねー。
「すべてが国宝!41年ぶり、夢の8週間!!」と、
案内文のコピーにある通り、
これは、本当に夢の、またとない、8週間。
国宝を、直に、一度に、まとめて観ることのできる機会、というのは、
なかなかないですものね。
しかも、このような機会は、なんと41年ぶりのことなのですねー。
3日から始まっているこの「国宝」展、
会期は11月26日(日)までなのですが、
期間中が4期に分けられており、
数点の展示替えがある、というのもこれ小憎いところ(笑)!
あれは観てみたい!と思うものが、
各期にうまく分散しているような感じもあって、
全期に足を運ぶべきなのか、どうなのか、
出品一覧と、予定を交互に、にらめっこ。
でも兎に角、赴けるタイミングがあったならば、向かおう!ということで、
本日まずは第一ラウンド、合間の時間に馳せ参じたのでした。
もう、
あれも、これも、全部が、国宝。
(当たり前なんですけれどね、そういう展覧会やからね)
あ、これ、昔、史料集で見たことあるーーー!
というものも、沢山。
(小〜高校生の頃の私は、社会の授業中といえば、
先生の話は聞かずに、ひたすら史料集の写真やら絵やらを
眺めまくる、という学生だったのですが、
皆さんはそんなことないですか?)
意義や価値、美しさがあってこそ選定されて、
守り続けてこられている、
「特別」なものばかりなのだから、
存在感、迫力、見応え、
どれを観ても、どこを観ても、
ただただ、素晴らしい、の一言、です。
印象に残ったものは数多くありますけれど、
I期目で私が特に注目していたのは、
「病草紙」(やまいのそうし)。
平安末期から鎌倉初期に描かれた絵巻物(今は切り離されている)で、
当時の奇病や治療法について、絵と説明書がセットで描かれた病紹介本のようなもので、
作者はよくわからないんだそう。
私がこの病草紙の存在を知ったのは、
遡ることうら若き女子大生の頃!なのですが、
なんて変わった絵巻物なんだろう!と、
図書館で図録を引っ張り出して、
ガン見していたこと、今でもよく覚えています(笑!)。
(小〜大学生、と、やっていることにほぼ変わりなし!ということになりますね)
ともあれ、
内容は若干過激で強烈ではあるのですが、
当時の風俗を窺い知ることでき、
また、念願の実物を拝見でき、とっても満足いたしました。
という訳で、今年の京都の秋の目玉イベント、
ずっと楽しみにしていた国宝展、
きっと混むんだろうな、と、
重々覚悟の上出向いたのですが、
意外にも、(今日は)待ち時間0分、でした!
スタート数日後の平日の午後、
だったからかもしれませんが、
館内もさほどの混み様でもなく、
割とスムーズに観覧することが出来ました。
ただ、週末(特に次の連休!)は
さすがに混雑することでしょうね、、、。
出展物は、どれをとっても素晴らしいものばかりなので、
館内では、番号順に観て行く、というよりも、
空いているところを狙いながらみつつ、進む、という歩き方を、
強くお勧めいたしますー。
皆さま、是非に!
秋の空、ですー!
さて、最後に、
とある食材の、アップ写真!
こんなものも、
満を持して登場しだしております。
なんでしょうか?
近寄るだけで、
香りに眩むようになっています(笑)
この食材については、また次回に。
じっくりお伝えしますよねー。