くりたのブログ
月見団子。
日が落ちると虫の音が耳になじむようになって久しい、今日この頃。
すっかり、秋の風情ですよねー。
意外とすんなりと季節の移行が済んでしまったような感のある、
この9月ももう、月末!
居残る暑さに逆にバテる、なんて年もあったことも思えば、
今年は随分とスムーズで、楽、でした。
秋の夜長をゆっくり楽しむことができる。
今年はそんな年のようですね。
そんな中、登場しているのが、上写真。
店の9月の恒例、「月見団子」です!
季節により替えている、お食事最後の御茶請け。
9月は、これ!
もちろん、大将手製です。
月見団子といえば、エリアにより色んな形状があるようですが、
関西でよく見るのは、
白いお団子の上に、餡子を被せた、形。
そして、その餡子の被せ方にも、実は数種あるのですが、
上のものは、そのうちの一つ。
「餡子を覆った端から白いお団子がちょっとのぞくようにする」
のがポイントで、
これは、「里芋」を模している、ということが言われています。
十五夜といえば、「芋名月」。
この時期に収穫の時期を迎える里芋と結びついて、
お供えをすることが多いことからの呼び名であると思われますが、
上の形状は、里芋の皮からちょっとお芋が姿をのぞかせている、
という様子を表している、なんてことが言われています。
店の月見団子は、
お食事最後にお召し上がり頂くものなので、
甘さは少ーし控えめ!
程よく絶妙な甘み、そして作りたての柔らかな食感で、
ほっこりとして頂きます。
月見団子、いつもは9月中のお茶請けなのですが、
今年は中秋の名月が10月4日、なのですねー!
ですので、今年はその日まで、お献立に登場予定でございます。
皆様、是非にー!
中秋の名月、
毎年日にちが変わる、ということは、
何となくわかってはいるのですが、
いざ説明しろと言われれば、
出来ません(笑!)
しかも今年は10月になってしまうのか、と、
さらに困惑しきり、です。
私の中で、
「よくわからないのだけれど、
どうしても、の必要性が生じたその時まで
そのままにしておくかー」と、なっている、
「置いたまま問題」の一、です。
でも、今年は10月になると言われれば、
なんだかその時がやって来たんかな?と、
さすがに気になってしかたありません。
これは、勉強するかな(笑!)
学びの秋どす。