くりたのブログ

七夕。

台風もきて、梅雨前線も停滞して、と、
お天気が荒れ模様だった週半ば。
今日も昼間は蒸し暑さの圧に押され気味だったのが、
夕方になっていきなり凄まじい雨に雷に見舞われたりして、
何かと天候について落ち着かない日々が続いております。
でも、まず心配なのは、北九州の被害。
多くの方々が避難を余儀なくされているとのこと、
また救助が続き行われている、という現状について、
ニュースでは刻々と伝えられていて、
ただただ祈る気持ちで、耳を傾けています。
「記録的豪雨」、の語も度々きこえてきていますが、
自然の脅威というものについて、
あらためて考えさせられている、数日です。

さて、今日のお写真。
緑も鮮やかで、フォルムも美しいこの葉っぱ、
「梶(カジ)」の葉なんですー!
なぜ今日この葉をご紹介するのか!?
それは、今日七日は、七夕
この梶の葉は、七夕にとっても所縁のあるものなんです!
というのも、
その昔、「紙」というものが無かった頃には、
この梶の葉に墨で和歌や願いをしたためてお飾りをされた、
(今でいう、短冊の役割の原型ですよね!)
ということがいわれているんですねー。
七夕といえば、天の川
今晩こそはみられるのでは!?と、
晴れていた昼間に淡い期待を抱いたのですが、
夜はやはり、曇り空!
この「期待を裏切ります」ということの、
「裏切らなさ」、の確かさ、
ほんまに、恐れ入ります。
この日には(私には、ということかもしれませんが)
絶対星を見せへんで、という、
ここまで強固な確率、たいしたものです(笑!!!)
七日の夜に、見えた試しが、(私には、ということかもしれませんが、笑)
一度だって無いのだ。
旧暦、新暦、の違いがあるということは、
大人になった今でこそ、のむべき事情ではありますけれど、
「ああ、今年も織姫さんと彦星さんは会えへんかったかもしれへんな、、、、」と、

ひどく気落ちしてしまった頃もあったのにな!
梅雨時期であるからゆえ、
天の川ならず、星でさえも見え辛い時期であること、
きっと今の教育事情だと、うまく網羅して説明をされているのかもしれませんね。
(最近の七夕教育事情、どんな感じなのでしょうか?)
ともあれ、七夕ならではの、
この梶の葉ですが、
1日だけの登場ではもったいない!ということで、
店では、あとしばらく、
お献立のどこぞに登場予定です。
ご来店の皆様、
あ、これか!と思っておくれやすね!
是非にー!

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京料理 くりた

京都市下京区⻄⽊屋町四条下る
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