くりたのブログ
円山公園。
昨日のことになりますが、
今年も観に行ってまいりました、
円山公園の、枝垂れ桜!
毎年この桜だけは必ず見届ける、というのが、
自分の中での恒例、です。
その決め事、
意識してスタートしたのは、遡ること学生時代(笑!)
昨日も、その頃の自分を彷彿とさせるような、
楽しげな若人たちが沢山!(大笑!)
でも、やはり昔とは少し違うな、と思うのは、
桜をバックに皆で写真を撮る、様子。
「なんか暗かったから、もう一枚!」
「目つぶってしもたから、もう一回撮り直してー!」
なんて会話がそこかしこからきこえてきます。
で、皆ですぐさま、確認をして、
これはあかん、これはひとまず消去、、これは残そう、と、
色々と取捨選択をし、
珠玉の一枚!に全員一致でOKがでたなら、
その場ですぐさま、各々のスマホへ送り、共有!
こんなことは、無かったな、ほんまになかった、、、と、
思わず年月の流れを、感じてしまいます。
私自身、そんなに年を重ねたつもりはないののですが、
そんな私でも(!)、
自分の学生の頃は、もちろん、携帯も一般には普及しておらず!
当然携帯に付属するカメラ機能など存在すらせず!
いわゆる普通の、写ルンですでも、その他簡単なものでも、
フィルムの「カメラ」を持ち歩いて、撮る、
というのが当たり前でしたので、
その場で一回こっきり、やり直しはそうそうきかへんでという、
シャッター一切りに対する
レンズに向ける一笑みに対する重みがかなりあって(!)。
そして、
次の日に急いで現像に出して、
数日後出来上がってから
またそれを皆さんに渡して、、、、という、
「皆で写真を撮る」というのは、
多少の「間」を要する一連の流れ、でありました。
その「間」は、どうしたってある必然、だったのが、
今は、その部分はバサっとショートカットされるんですものねー。
その「間」の時間、何やらもどかしいその期間に、
多少の思い出があったりする自分としては、
今はどんな感じなのかな?と、
思わず、さりげなく周りをちょいちょい観察してみたりしながら、
そんなこと動じもせずに、存在する桜、
眺めたりしています(笑)
同じ桜なのに、
桜だって少しずつ変化をするし、
見るタイミングによってだって、全く様相が違うし、
そしてそれを背景にしての、世相の状況も刻々と変わるし、
しかも見る側の自分だって、おんなじように変わっていくし、というようなこと、
そんなこと思いながら、
眺めることも、これまた本当に趣深い!
それが、
この桜を恒例として自分が見続けたくなってしまう、という
一つの理由であったりもします。
ともあれ、円山公園の桜、
今年はとても良いタイミングでみられました。
周りのソメイヨシノも満開で、
4月も2週目という状況でしたが、
今が一番!という感じでした。
おそらく、週の半ばまでは、見頃が続くんではないかな、と思います。
明日の雨の影響がさほどなければよいのですが。
ともあれ、今が見頃ですー!