くりたのブログ
あじさい散歩。
昨日のことになりますが、
梅雨の合間の晴れ間に、
紫陽花を観に、南の方へ足を延ばしてまいりました。
訪れたのは、京都の南、奈良に近いエリアの
木津川市加茂町にある「岩船寺(がんせんじ)」。
創建は古く、天平元年(729年)に
天平元年に聖武天皇の勅願により、僧行基が阿弥陀堂を建立したのが
はじまり、なんだそうです(お寺のパンフレットより)。
「関西花の寺二十五カ所」の第十五番にも名を連ね、
四季折々、色んな花を楽しめるのですが、
中でも有名なのが、初夏のアジサイ。
「あじさい寺」との呼び名もある程で、
境内の建造物の周りに寄り添うように植えられた5000株程の紫陽花、
今がちょうど見頃、でした。
紫陽花も見事でしたが、
みやこわすれや、睡蓮など、
どれも愛らしく、美しく、心洗われました。
ご本尊の阿弥陀如来座像(伝 行基作)も、
優しく、おおらかで、包み込まれるようなお顔をしておられ、
その佇まいにも、すっかり癒されました。
アジサイの見頃とあって、カメラを手にした方の姿も多く見られましたが、
それでも、少し交通の便が悪い立地であるからなのか、
混み合う、という程でもなく、
とてもゆっくりと、時を過ごすことが出来ました。
また季節をかえて、訪ねたいお寺、です。
、、そしてその後、もう一つお寺を巡ったのですが、
それについては、また次回に!
そこもまた素晴らしいお寺でした。
南山城(みなみやましろ)、本当に奥深いエリアです。