くりたのブログ
名残葉。
11月最後のこの週末、
町なかは変わらず観光の方々でごったがえしていて、
おそらくこの週末が「人出」のピークの終盤、という感じになりそやな、と、
皆で話したりしています。
店に御来店の皆様も、やはり紅葉狩に出向かれた方が多くて、
自ずと今年の紅葉評!ということに話が及ぶのですが、
「まだ緑の木も多いように思うのですが、時期的に早いんでしょうか?」
「枝によっては紅葉しているのもありましたが、、、
茶色く枯れて落ちてしまっている木も多くて、、、」
等々、 総合すると、
なんだかいまひとつ、、、
という意見がほとんど。
やはり今年は、ダメなんですね。
全国的にも同じ様な状況の所が多い、とのことなので、
(きっと、そんな中でも美しい場所もあるんだとは思うのですけれど)
今年は本当に、致し方なし、です。
自然のことゆえ、こんな年もあるんですよねー。
おそらく、10月後半の異様な暖かさ(半袖で歩いている人もおみかけするくらいだった!)
が影響したのかな、とは思うのですが、
こんなに悪いのはここ数年で一番である気がします。
とは言いながら、
一昨日より京都は(というか、京都も)急激に冷え込むようになっていて、
ここ数日、寒さが続いています。
それをもって、
もしかしたら、これから発色して紅葉する、なんてことが
も、もしかしたらあるんではないか!?
などという期待の混じった噂が飛び交っているのですが、
ううーーーん?、、、どうなんだろうな。
個人的な意見としてはそれは無いんじゃないかなあ?とは思いつつ、
これからの晩秋の紅葉の行方、見守りたいと思っています。
最後に、せめてもの、の意を込め、
お写真、柿の葉、です。
見事な発色!
色付き、模様も様々。
これは奈良の吉野からきているもので、
いわゆる敷葉(しきば)なのですが、
こんなにきれいに色付く葉もあるんですものね。
今年の紅葉は悪い、と一言で言いながらも、
中には美しく発色している枝もあったりするので、
一概には言えない所ではありますよねー。
ともあれ、
今この葉っぱをお料理の脇役というか
添えに使っているのですが、
この紅い葉からお話が色々と始まったりすることも多くて、
楽しいのです!