くりたのブログ
節分。
今日は節分、ですねー。
「聖護院の節分会に行ってきましたー!」との
お客様のお話お聞きしたりしながら、
店の面々も、節分気分を味わったりいたしました。
で、業務終了後、のお話になるのですが、
店でも一通り、ささやかな節分の定番を、楽しみました。
まずは、豆まき。
今年は七条近くの「豆富本舗」さんのんで。
テトラの形の小袋に入っていて、
可愛いの、なんの!
三角形なので、袋のまま撒いても
ころころと上手い具合に転がってくれます。
撒いたあとは回収して、
中身はしっかり頂きます!
これがまた、美味しいんだな。
間違いなく、おいしい。
美味しい、楽しい、言うことなしー!です。
そして、続いては恵方巻き!
発祥は関西になるんだと思うのですけど、
もうすっかり全国区!ですね。
今年の恵方は西南西、とのこと。
写真は昔っから懇意にさせて頂いている、
ご近所のお寿司屋さんのもの!
今年も美味しく、頂きますー。
そして、これも定番、
「法螺貝餅」。
東山安井の、柏屋光貞製。(予約販売です)
節分の日にしか販売されない、
というお餅です。
変わらぬ美味しさに、
しみじみと、ほっこり。
毎年のことなんですけれど、
この、毎年決まった日に決まったものを
頂く、ということ、
何か生活の中でのアクセントになる、というのか、非常に大切である気がします。
そういや去年の今頃はこうやったなあ、と思い出したり。
そういう、ちっちゃい節目、のような役割を果たしてる気がします。
、、、と、これらを一通り頂いて、
(スミマセン、なんかほんま、食べることばっかりですね!!!(照))
2015年の節分の一日が終わっていきましたとさ。
最後に、余談ですが。
恵方巻きはいつもこの「魚へん漢字袋」に入れられてくるのですけれど、
毎年のことなのに、
端から全部読んでやるぞ!という衝動に
思わず、かられてしまう、という
これはくせものの袋、です。
で、たぶん、毎年のように読めずに詰まってしまう箇所は決まっていて、
「これ、なんでしたっけ?」(=チームA、筆者!)
「ああ、なんやったっけ、それあんた毎年言うてんなあ、、、」(=大将)
と、そんな進歩の無い会話を繰り返すことになります。
例えばこの右上。
魚編に、右が「日に皿」。
これでなんと、「いわし」なんですって!
ええっっ!?いわしって鰯じゃないのー!?
と、半ば納得いかん感じでごまかすから、
毎年見ていながらも、
多分、覚えられないんやと思います。
(いらん知識が邪魔をしてしまう例)
ちなみに、右下の、魚編に「祭」、は、
「このしろ」なんだそう。
これは、あんまり身近でなかったりするので、
覚えられない例。
そしてね、これはさらなる余談、なんですが、
恵方巻きはパックに入れられていて、
パックの外側はさらに包装紙に
さりげなく包まれているんですが、
それが左、「盗用漢字」紙!
これ、お寿司屋さんでたまに見かけますよね。
ああ、いつものやつやな、
とは思いながら、ついつい気になって
見てしまうのが、この盗用漢字。
魚編に右が焼く、で、「ちくわ」!
何回見ても、そやな、って思ってしまいます(笑)
魚編に右が安い、で「いわし」。
いやいや、さっきは違たやんか!!!
なんてこと思いつつ、
そして、今は決して安くはないんやで、、と、
時代、環境の変化にまで思いは広がるという、
奥深さをもつ、盗用漢字。
安くもないし、漁獲量も減っていて、
日常の魚、ではなくなりつつあるいわし、
ですけれど、ただ、今日は節分!
召し上がられた皆様も、
きっと多かったことでしょう。
とろ。
そやな。でも、とろ以外でも
脂ののってる魚、沢山あるけどね、
とは思いながら、
でも、いいとします。
そして、最後に「きす」。
まあ、いいとします(笑)
毎年思うことですが、
うまいなー、これしかし。