くりたのブログ
復活の日2。
前回に続いて、昨日のことになりますが。
(本日二度目の更新です。珍しく!)
後祭巡行のあと、夜には御神輿さんの還幸祭。
17日より御旅所に鎮座しておられた3基のおみこしさんが、
夕方から夜にかけて、また市内、各氏子エリアを巡った後、
再び神社へお戻りになる、というもの。
例によって、業務終了後、見に出向きました。
四条大橋付近で、西御座をキャッチ。
「ヨオサーッッ、ヨオサーーッッ」の
かけ声とともに、四条通を東へ、
八坂さんへと向かいます。
今日は色々と疲れたから、
おみこしさん、一目だけ見て帰ろう、
と思っていたのに、
かけ声に吸い込まれるように
結局後からついて歩いている、私(笑)
どんどん吸い込まれて(!)、
結局八坂さんの石段下まで。
辺りは熱気、活気に包まれて、
そのエネルギーに、暑ささえも、忘れる程!
差し上げ、差し回しなど行われ、
御神輿さんは、八坂神社の中へ。
そこで、偶然お会いした、お知り合いの方に、
「神社の境内まで見に行ったほうがええで!神様遷さはるとこまで絶対に見た方がいい!」と強く勧められ、
それならば、と、私も境内へ。
神社内も、人、人、人!
ぎっしりお人さんで埋め尽くされています。
西御座の御神輿さん、
本殿、舞殿の周りを、かけ声あげ、鈴、飾りを
賑やかにならしながら、
威勢良く三周ほどまわります。
担ぎ手さんも、汗びっしょり。
市内の相当な距離を練り歩かれたあと、
のはずなんですけれど、
疲れしらず。勢い、全く衰えません!
そして、見守る人々の熱気も最高潮になる中、
西御座の神輿も舞殿の中へ。
他の2つの御神輿はすでに
据え付けられています。
無事、3基が揃いました。
この後、境内の明りが全て消されて、
暗闇の中、静かな和の弦楽器の音が
どこからともなくきこえて来て、
それに伴い、ヒートアップしていた
場の雰囲気も、
少しずつ、少しずつ、静寂へ。
午前0時過ぎ、
しんと静まりかえった真夜中に、
御霊遷し(神様を神輿から神社へとお戻しする儀)の儀式が厳かに執り行われました。
もちろん、写真、携帯など、明りのつくものは一切禁止。
うす暗い中なので、目を凝らしても、何が行われているのか、
細かい部分までは見えないのですが、
(ただ、何かが遷されている、という感覚だけは確かに、ある!んです)
厳粛で、神秘的な雰囲気に、気持ちがすううっと静まるような気がしました。
実は私、この御霊遷しの儀を見たのは、初めてでした。
祇園祭が「神事」であること、あらためて再確認致しました!
さて、お祭りも残すところあとわずか。
主立った行事ごとは終わってしまったので、
なんだかまさに「祭のあと」、
少し寂しいような気もしますが、
これからいよいよ本格的な夏、到来、ですね。
夏バテせぬよう、頑張って参りますよー!!!