くりたのブログ
カマス。
登場しだしています、「カマス」です!
これも、「秋の到来を告げる」とされる魚で、
まさにこれからが旬!
脂がよーくのってきます!
カマス、と簡単に呼んでいますけれど、
実はこれ、スズキ目カマス科の魚の総称で、
実際には20種以上のカマス科の魚が、存在するらしい。
でも日本で一般的に「カマス」と称されるのは、
上の写真のもの、正式名称は「アカカマス」!
日本にはこれ以外にも、
「ヤマトカマス」(=通称水カマス。店ではあまり使う機会がないのですが)
などが、有名なのだそうです。
カマス、陸の上では、脂がのっていて美味しい!魚で、
味わうとほっこり、とさせてくれるお魚なのですけれど、
実は海中では、とっても攻撃的、なんだそう!
しかも、泳ぐスピードたるや、
時速150キロ以上になることもあるらしい。
確かによく見ると、口はしゅっとしているし、
脂がのって身が厚い、とはいえ、
シャープで、無駄のなさそうな流線型の体型。
いかにも、速そやな!という感じ、ですよね。
塩焼きにして、絶品。
とにかくまずは、塩焼きに。
ちょうどの切り身にしたものに、串をうって、
遠くからじっくりと、ちょうどの加減で焼き上げます。
もちろん、身には、ひとつまみの塩を。
上方からぱぱっとふって、まんべんなくいきわたるように。
それをじっくりと、丁寧に焼きます。
焼いている間にも脂がじわわっとにじみでて。
焼き上がりのころには、脂、旨味、塩加減が、ちょうどになるように。
そして、お召し上がりの際には、
最後のアクセント、スダチをきゅっと搾っていただいて。
ここまでくると、これ、もう、たまらん!っですよ!
カマス、これからしばらく、
八寸の中のおひとしな、として登場致します。
秋味、ですー!皆様、是非に。