くりたのブログ
祇園祭期間中の店の御予約状況に付いて。
昨日「鉾建て」も始まり、
町なかのお祭りムードも、
ぐんっっと加速のついたような感じになっている、京都です。
祇園祭もいよいよ次の日曜14日は宵々々山、
そして、来週水曜は、山鉾巡行ですね。
今年は暦的に、土曜日の13日から人出も多くなりそうな予感がありますけれど、
どうなりますことやら。
なんしか、これからますますお祭りは最高潮へ、と。
この、空気がぐぐっと盛り上がる感じ、
毎年のことながら、ほんまに心躍ります。
楽しみですー!
さて、そんなこれからの、 店の御予約状況について、です。
まず、17日の山鉾巡行の日、
水曜日(通常は店は定休日)ですが、営業をさせて頂きます!
巡行をご覧になった後、など、
皆様是非ご来店下さいませ。御予約、お待ちしております!
そして、今週末からの御予約状況ですが、
日により、残席わずかの日もありますが、
まだ、昼、夜ともにお席に余裕がございます。
皆様お誘い合わせの上、是非御来店下さいますよう、
どうぞ宜しくお願い致します!
旬の食材しっかりご準備し、祇園祭の京都を楽しんで頂けるよう、
ご用意致しますので、是非に。
御予約、お待ちしておりますー!
さて、最後にお祭りのお写真を。
昨日から鉾建ての始まっている、祇園祭ですが、
夜には四条大橋にて、
神事の一つである「神輿洗い」が行われました。
祇園祭と言えば、山鉾にまつわる行事ばかりが
クローズアップされがちなのですが、
実は忘れてはならないのが、この御神輿さん。
昼に山鉾巡行が行われた17日の晩には、神幸祭、
24日の晩には、還幸祭、と、
御神霊の移された3基の神輿が氏子区域を練り歩く、という
重要な祭事、神事があります。
本来、この神輿の渡御こそが祭りの核、とも言われ、
山鉾巡行が、雅で華やかなイメージとすれば、
神輿は、激しく、動、のイメージ、で、
そんなところから、
もう一つの祇園祭、とも呼ばれることもあるようです。
それで、そんな神幸祭に先立ち、
3基の中のひとつ、中御座の神輿を
鴨川の水で清める、という神事が、「神輿洗い」。
神輿は八坂神社から四条通りを西へ、
四条大橋まで進められます。
時間は夜の8時。
橋の上は30分前の時点ですでに人だかり、です!
まずは、おけら火で点火された大松明。
これは、神輿の進む道を清める、という意味があるんだそう。
そのあとに、中御座の神輿が威勢の良い輿丁の男衆により
四条大橋まで担がれてきます。
そしてかけ声とともに、差し上げ、回され、
見守る人々の熱気も最高潮に!
その後、一旦すっとしずまり、いよいよ儀式へ。
橋のちょうど真ん中に据えられた御神輿さんに、
神職の方が午前中に汲みおかれた鴨川の水を、
榊にひたしてぱあっと振りかけられます。
そして、また神輿はかけ声とともに、
八坂神社へとお戻りになりました。
活気のある雰囲気の余韻に浸っていると、
どこからともなく、お囃子の音色が。
見ると、菊水鉾のお囃子の方々の姿が、
川沿いの料理屋さんの建物の2階に見えました。
お神輿さんの勇壮な姿に、コンチキチンの音、
そして川面からの少しだけ涼しい風に吹かれながら、
日中の蒸し暑さをほんの束の間忘れ、
すっかりお祭り気分に浸った、昨晩でした!