くりたのブログ
夏越の祓。
あっという間に、6月も30日。
今日は、一年のちょうど半分、折り返しの日、ですね!
そして、今日は「夏越の祓」(なごしのはらえ)の日、
京都市内の多くの神社では、大祓式の神事が執り行われました。
そしてそして、夏越の祓と言えば、欠かせないのが、
「茅の輪(ちのわ)くぐり」!
神社の境内に設けられた、茅で編まれた大きな輪をくぐることによって、
これまでの半年間の穢れを祓い、これから来る暑い夏の災厄に備え、
そして、残り半年の無病息災を願う、というもの、で、
これも夏越の祓を代表する行事ごとの一つ、ですよね。
ということで、本日午後の合間の時間に馳せ参じたのは、
八坂神社!
お写真は、八坂さんの茅の輪、
本殿前に、しっかりと設けられていました。
でも、到着したのが午後3時で、
大祓式の神事がちょうど終わった所だったということもあって、
まずは神事に参列された方々がくぐられるのを待って、
その後に長い列をついて、ようやく、といった感じで、
無事、くぐり終えて参りました。
実は茅の輪くぐり、くぐるに際し決められている作法があって、
(詳細は記しませんが、気になる方、どうぞ「茅の輪くぐり」で
検索してみて下さいー)
正確には決められた唱え言葉を唱えつつ、
三度、8の字にぐるっと回るべき所なのですが、
本殿を取り囲む程の長蛇の列が出来ていたので、
1度だけしっかりと、拝礼をしてくぐらせて頂きました。
これ勿論、本来は作法通りに行うべき、なのでしょうけれど、
あんだけ後ろに待ってはる方がおられると、
三度回るんはなんか、申し訳ない気もするし、
またかといって、早足で早送りみたいに自分だけくるくる回るのも、
それまたどうなのか!?という気もしてしまうし。
ああいう場面って、ほんまに判断に困りますね(笑)
ともあれ、
「牛頭天王(ごずてんのう)様、
(=茅の輪くぐりの由来でもある伝説にでてくる神。八坂神社の祭神ですー)
一回しかくぐりませんけれど、これからの暑い夏、
せいぜいきばりますので、夏バテせんように、どうかお守り下さい。
くれぐれもおたのもうしますーーーっっっ!」
と、しっかりとお願いをしてまいりました。
どうか、お聞き届け下さいますように!
さて、明日からは7月。
いよいよ、始まります。暑くて熱い!京都の夏のお祭り。
楽しみ、ですー。
最後のお写真は、
まさに夏越の祓の今日に頂くお菓子、
水無月、です!
(水無月の詳細については、こちらをご参考に!→)
この一か月、お献立の最後のお茶請けに、
お出ししていた水無月ですが、
今日が本来の本番にして、そして登場最後の日。
最後であり、水無月の日、ということで、
私も先程、大将手製のんをお相伴させて頂きました!
さて、茅の輪もくぐったし、水無月も食べたし、
この夏はひとまず恐いもん無しなのだ(笑)
明日から7月、
元気もりもり、頑張っていきますよー。