くりたのブログ

手長エビ。

昨日、今日と、ようやく梅雨らしい日の続いている、京都です。
数日前まではカラ梅雨で、あまりの暑さに、
農作物への影響は大丈夫かな?などと心配していたのですが、
ここにきて、どかんと、雨。
しかも、雨に続いてきてるのが、台風4号!
21日には九州に上陸の可能性もあり、とのこと。
進路にもよりますが、いずれにしても警戒してまいりたいところですね。
そして、明日御来店予定の皆様、
どうぞ呉々もお気を付けて、いらして下さいねー。


さて、今日のお写真、
手長エビ!です。
写真のものは、琵琶湖産、ですが、
日本全国の河川の淡水域、気水域(=淡水と海水が入り交じった河口付近)に生息する、
エビの仲間、であります。
梅雨シーズンのちょうど今がまさに最盛期!で、
今の時期、手長エビ釣りを楽しまれる方も多いことと思います。

手長エビ、特徴はなんと言っても
長く伸びた、脚
前から2番目の脚が長ーく伸びており、
体長よりも脚の方が長い、
なんて個体もよく見かけます。
この脚で、上手に餌を捕まえたり、
自分の身体を防御したり、するらしいです。

調理法としては、揚げても、炊いても
どちらでも、美味!の、手長エビ。
店では甘く炊いて旨煮!にしたものを、
八寸の中のおひとしな、としてお出しいたします。
小さいながら、エビの美味しさが感じられるし、
そして、何よりも、色がキレイ
調理後の発色の良さ、といったら、
ほんまに美しい、透き通った感じの赤いエビ色。
これがそっと一つ添えられているだけで、
お皿がぱあっと明るくなる雰囲気があります。
この美しい色味、
アクセントとして非常に効果があって、
また、縁起の良い色目でもあることから、
今の時期以外でも、
お正月のおせちなどの材料としても、
珍重されるんですよ!

手長エビ、これから日により、
お献立に登場致しますー。
是非にー。


これ、少々見えにくいですが、
手長エビの調理前の下準備、です。
頭の先の部分を、ハサミでカットします。
これをしないと、食感が悪くなるんですよー。







そして、鍋に投入して、









あっという間に、鮮やかな色に!
何度見ても、ハッとする様な、
美しい色目です。
これが、自然の持つ色彩なんですよねー。
毎度のことながら、ほんまに、みとれます。

















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