くりたのブログ
またまた、御予約状況!
ここ2、3日、ちょっと肌寒い日の続いている、京都です。
どんなぐらい肌寒い、かと言うと、
ちょっと上に羽織るもん、あった方が良いかな?というくらい。
春モードの薄着でも、なんなら過ごせんことはないけれど、
上に一枚あったら、なお良い!というくらい。
基本、私は寒がりなので、
例によって、これは結構、寒いぞ、と思っており(笑!!!)
でもこの体感、私だけなんかなあ、と思っていたら、
御来店のお客様、ここ数日に限っては皆さま、
「京都、結構肌寒いですねー、びっくりしました!」と、口々に仰っているので、
やっぱり少々、(肌)寒い目なんやと思われます。
明日は、今日よりは少し暖かくなるとの予報はあるんですけれど、
これから入洛予定の皆様、どうぞご参考になさって下さいね。
(でも、そんなこと言いながら、明日ものすごく暑なったらほんまスミマセン!)
さて、GW後半戦の、店の御予約状況について、です。
明日3日(金)の夜はすでに満席、となっておりますが、
続く4、5、6日、はまだお席に余裕がございます。
旬の食材、沢山ご用意し、皆様のお越しをお待ちしておりますので、
御予約、お願い致しますー!
皆様、是非!!!
そして、今日のお写真。
春に最も使う頻度の高い葉っぱ、「木の芽」です!
木の芽とは、山椒の若葉のこと、ですね。
写真はまだ植えられている状態のものですけれど、
この葉、
今の時期、旬の食材であるタケノコに添えることが非常に多いので、
春に一番多用する、葉っぱ、香味素材である、と言えると思います。
最近では、ハウスで年中栽培されるようにもなっているので、
季節問わず、見ることも可能とはなっていますけれど、
やはり季節としては、今が本番!
ああ、木の芽の時やなあ、と、
今の時期、何かと使う事になってしまう、葉なのであります。
タケノコと合わせるのはもちろん、
煮物に添えたり、
木の芽和えとして、お味噌と合わせたり、
何かと春のシーズン重宝する、木の芽なのですが、
その最大の魅力といえばやはり、香り、ですよね。
若い緑色が、視覚的なアクセントになるのはもちろんなのですが、
この香りこそ!が、木の芽の持ち味、なんですよね。
ところでこの木の芽、
炊き合わせなどに添えてお出しする際、
直前に手のひらに乗せ、一度パンっっっ!と叩いているの、
お気づきでしょうか?
きっと、御存知の方も多い事でしょうし、
どこのお料理屋さんでも見かける光景であるかとは思うのですが、
あれ、木の芽の香りをたたせるために、叩いているんです。
厳密に言えば、葉を直接叩いている訳ではなく、
葉を片方の手のひらにのせ、
乗せた部分に空間をつくる状態で、両方の手をパンっとあわせ叩いています。
風圧でもって、葉に刺激を与えている、とでも言うのでしょうか?
そうすることで、より香りが立ち易い様に、しているんです!
パンっと、良い音がすればする程、
香りがふわっと香るんですけれど、
最初はなかなかええ音がせず、大将によお注意されたこと、
よお覚えています(笑、恥!)。
でも、葉がバラバラにならないような加減で、
心地良くパンッと、叩くと、ほんまにええ香りがするんですよ!
しかも出来立てのお料理に乗せる(上に添える)と、
その熱でもって、さらに香りが漂うんですねー。
ご家庭で木の芽を御使いになる際、
是非一度このパンッ!お試しになってみて下さいね。
ええ香りですよー。
写真、見えにくいんですが、
実が成り始めています。
これが、いわゆる山椒になるんですよねー。
山椒って、
もしかすると、無くても生きていける、もの
なのかもしれないのですけれど、
やっぱり、無いと困る、し、悲しい、し。
きっと、タケノコにつけ、ウナギにつけ、
なんか、少々物足りない!!って感じになりそうな
気がしてしまいます。
この、山椒の、
アクセント、としての確固とした役割、
これはスゴイ!し、ほんま、重要どす。