くりたのブログ
おたふく菊菜。
お写真、「おたふく菊菜」です。
関西では、春菊のことを菊菜、と呼ぶのですが、
このおたふく菊菜も、もちろんシュンギク属!
でも、一般的に良く見かける菊菜(春菊)との
大きな違いはと言えば、葉っぱ!
葉に切れ込みが無く、丸葉で、しかも分厚い!んです。
シュンギクは大きく分けると
大葉、中葉、小葉種の3つの品種があって、
おたふく菊菜は大葉種に分類されるものなんだそう。
(ちなみに、一般的によく見かける切れ葉の菊菜は、中葉種なのだそうです!)
京都では、京菊菜、あるいは短く「おたふく」と言ったりするのですが、
流通量は少なく、近所のスーパーなどで見かける事はあまりありません。
関西よりも以西では割と広く栽培されている、とのことなので、
地域によってはきっと手に入り易いエリアもあるのでしょうね。
おたふく菊菜、味は、とにかく クセが無い!
菊菜の美味しさ、甘さそのままに、
一般的な菊菜よりもクセが強くなく、香りも抑えめなので、
なんと、ほとんど生、の状態でも美味しく頂けます!
そして、肉厚で柔らかいので、
炊いたとき、とりわけ鍋ものをするときなどは、
その本領をさらに発揮!
食感を残しつつ、いい具合に菊菜の美味しさを楽しめます。
そして、鍋、と言えば!ですが、
只今通販サイトで好評販売中の
「ぐじしゃぶ鍋」の鍋セットの中に、
付属のお野菜の中の一つ!として、
このおたふく菊菜をお入れしております!
とにかく香りが少なくクセが無いので、
鍋に入れた時に他の具材に味が移ってしまう様な事がなく、
他との調和、という意味ではほんまに優秀!
しかも、それでいて、
柔らかで、肉厚で、甘くて、菊菜らしい美味しさ十二分にあって、
美味っ!!!なのです。
もちろん、一般的な菊菜も美味しいは美味しいけれど、
一度これを経験してしまったなら、
鍋には、「おたふく」でしょう!!!と、
思わず思ってしまうような、
ちょっと印象深いシュンギク、おたふく菊菜、なのです。
どんなお味なんかなー、と思われた皆様、
宜しければ是非一度、「ぐじしゃぶ鍋」をお試し下さいませ!
店でも日により、御献立にちょこっと使うことありますよー!