くりたのブログ

高原花豆。


「高原花豆」です。
「花豆」は通称のようで、正式には 「紅花インゲン」と言うんだそう。
冷涼な気候の地域や、標高の高い地域でないと栽培が出来ないらしく、
日本では、北海道や、信州産のものが有名ですね。
開花の時期に花を沢山咲かせるところからきた名前なのだそうです。

花豆には2種類あって、
白いタイプの白花豆と、黒い模様の入った紫花豆
写真のものは後者、そして産地は群馬県嬬恋産です。
標高800m以上の嬬恋高原で作られる高原花豆は、
豆の中でもとりわけ大きく、美味しいとされ、
料理屋がこぞって手に入れようとする、最高級品なのです。
(そして実は、お値段だって、最高級品(笑)!
私はいつもそのお値段聞いて、びーーーっくりしてしまいます。)


何にしたって、とにかく大きい

今の時期、八寸の中のおひとしなとしてお付けすることが多いのですが、
皆様 口々に、「おおっっきい豆ですねー」とその大きさに驚かれます。
それぐらい、大きい。そして皮も薄くふっくらしています。
実は、このふっくら炊き上げる、ということが、
難しい点ではあるのですが、
そこは大将、いつだって甘くつややかに、ふっくらと、
難なく炊き上げはります。

(いつも、コツを教えとくれやす、と聞いてみるのですが、
 コツなんてあらへん、丁寧に炊くだけ!と返されてしまいます。
 ほんまかな? 今度こそ、つぶさに工程を観察してみますっ!)

大きいからといって、大味、なんてこともなく、
お味もしっかり、ぎゅっとつまっています。
こんだけしっかり大きくて美味しければ、
一粒で充分に、豆のもつ味わいをしっかり堪能出来ます。

美味しいですよ。ほっこりすること、間違いなし!
これから、しばらく、お献立に登場致しますー。

乾燥豆の大きさとの比較。
炊くとこんなにも大きくなるんですよねー。
乾燥してる状態でも結構なサイズですから、
これは、ほんまに食べ応えありますっ!







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