くりたのブログ
イサザ。
「よお見たら、面白い顔してんなあー。」
と、大将の手には、とーっても愛嬌のある小さいお魚が。
確かに!目の離れ具合といい、口の開き加減といい、
小さいながら、なかなかの個性派。
琵琶湖の「イサザ」です!
琵琶湖固有種のハゼ科の魚で、体長は5センチ程、
色は黄褐色、少し透き通った感じが特徴、
ちょうど今頃が漁獲最盛期を迎える小魚であります。
(ちなみに、他の地域でも「イサザ」と呼ばれる魚があるようですが、
それは「シロウオ」を指し、琵琶湖のイサザとは別種のよう です。)
佃煮にしたり、大豆と一緒に炊いたりするのが一般的ですが、
店では醤油と砂糖でさっとあっさり目に炊き上げたり、
からっと揚げたりいたします。
小さな体に旨味がつまっていて、美味です。
こんなに小さいのに、なんて力のある魚だろう、といつも感動させられます。
と、今まではその美味しさにばかり目がいっていたのですが、
今回その見た目の面白さを(ちょっと変顔!)、再認識。
惚れ直しました(笑)!
力の抜けた表情、これは、癒されます(笑)