くりたのブログ
王様、再来。
「急にさむなりましたねー。」が今日のお決まりのご挨拶、
昨日辺りから、またぐっと一段と冷え込んでいる、京都です。
嵐山では花灯路のイベントなど行われておりますが、
行って来られたお客様、「橋の上の寒さが尋常ではないっ!」と。
川を伝う寒風、想像しただけでも冷たそう!
私など、近くの鴨川の団栗橋渡るんでさえも今の時期に限っては躊躇してしまいます(笑)
花灯路のイベントは明日18日までのようですが、
最終日行かれるご予定の方々、防寒対策はしっかりなさいますように!
さてさて、そんな中、少し前のお話ではありますが、
魚の王様、再来だったのであります。
言わずと知れた、寒鰤!です。
今回のは、佐渡の14、9キロ!
ほぼ15キロですね。
いやあ、流石に、大きい。
やはり、大きさとしては王様級。
どどーん、ででーん!としてます。
実は、前々回もブログで鰤の話を書いたのですが、
めったに意見をされない大将が珍しく、
「そんなに重い重いって言うてへんで。
これぐらいで重い言うてたら、ひ弱って思われるやんか(怒)」
(鰤は重いから、さばくとき流石に大将も大変そう、
ってなことを書いたのです)
と、ダメ出し、訂正要請をもろてたのでした。
ですが、忙しくって訂正をする暇もなくって、
そう言うてる間に今回また鰤再来、となったのですが、
そんなことですので、訂正かねて、軽々持ち上げてはる所、
写真撮りますから、おたのもうします、と
カメラを向けたところが、次のお写真。
「んん−っ!」と気合いを入れ、
まな板の上へなんなく引っ張り上げらる、鰤。
と、「どうや!」という顔をこちらに向ける大将、
の、写真は撮りませんでしたが、(笑)、
ともあれ、15キロってなかなかの大きさだと思うのですが、
あっという間に解体され、ブロック状になったのでした。
そして、身。
見るからに、といった質感!
こんだけ大きかったらね、旨くないはずがないっ!
しかも、上質。
脂がしつこくないんですもの。
この絶妙なバランスこそ、王様の証。
冬は、鰤やなあ、って思わせてくれます!
間違い、ないです。