今年もご招待頂き、訪れました、「洛趣会」。
「洛趣会」、京都の老舗中の老舗が一堂に会し、
各々の自慢の品を展示する、という会です。
昭和３年より、毎年１１月の３日と４日の２日間、
年ごとに会場を替え催されており、
今年の会場は本山佛光寺、そして今回で何と
第７９回を数えるんだそう！





招待状には、
「売り申さず、お賞めくだされ」という旨の一文と、天狗の画。
展示会ではあるのですが、販売する趣旨ではなく、
自慢の品をどうぞご覧下さい、という天狗の会。

自慢の品、天狗の会、というと何だか語弊がある気がしますが、
どのお店も趣向をこらした、店ならではのこれぞ！の逸品を
展示されており、

艶やかさにうっとりしたり、
おっ！という面白さに唸ったり、
可愛らしさに笑みこぼれたり、
精巧さに感服したり、

それはそれは、楽しませて頂ける会なのです。

素晴らしい品々に、目に心にしっかり栄養を補給！した気分になりました。

会場内、あちこちに天狗の面が。
左写真は尾張屋さんのおそば接待のお席の面。
余談ですけど、実は私、蕎麦アレルギーなのです！
しかも、最近になって、発症。
以前は頂いてたんですけどねー。
美味しさ知ってますから、これはほんま、辛い。
しぶしぶ、おそば券、大将に差し上げたんですが、
食べてはる間中、ずうっーーっと遠くから
凝視（あるいはガン見）してしまいました。
えーんっ（泣）！