くりたのブログ
もぎ茄子。
料理屋ではよく見かける小茄子、もぎ茄子です。
「?ぎ茄子」「茂木茄子」などと書かれ、
収穫の際にハサミを使わず爪で?(も)ぎとるから「?ぎ茄子」、
百万遍の辺に住む茂木某が初めて作った、とのことから、「茂木茄子」等、
名前及び漢字の由来については諸説あるようです。
(参考『歳時記 京の伝統野菜と旬野菜』トンボ出版』より)
誕生の歴史は古く、慶応、明治の初年ごろ、
茄子の促成栽培が行われていた左京区の聖護院辺で、
在来種より偶然生まれた、丈の低い早生の苗から作られ始めたのだとか。
とにかく、小さい!
大きさは鶏卵ぐらい、果肉は柔らか。
揚げ物や胡麻和え、椀ものの材料として
使われることが多いようです。
店では、放射状に切り込みを入れて、油で揚げて、
「茶せん茄子」にします。
揚げてから、お出汁にじゅっとつけて、揚げ浸しに。
美味しい!です。
こんなにちっちゃい!超ミニナスです。かわいいー!→