くりたのブログ
飯蛸。
春の食材、飯蛸(イイダコ)、お献立に登場しだしております!
胴(頭のように見える部分)の中にぎっしり詰まった卵が、
まるでお米粒のように見える事から、この名があります。
この卵、見た目のみならず、食感もまるで蒸し飯のようなんですよね。
店では瀬戸内のものを使う事が多いのですが、
全国各地沿岸、多い所では東京湾や、新潟など、漁場は沢山あるようです。
そして、なんとその獲り方(仕掛け)も色々!
飯蛸は、二枚貝の殻を産卵のための隠れ家にしたり、寝床にしたりするため、
大きめの二枚貝を仕掛けとするのが一般的だと思っていたのですが、
白くて小さくてつるっとしものが異様に好きで、
それに飛びつく習性があることから、
ラッキョウや、ピンポン玉、白い陶片等を仕掛けに使ったりすることもあるらしいです!
面白いですよね。
飯蛸の卵の何とも言えないむちむちした食感、
まさに、春!ですー。
これからしばらく登場予定です!