くりたのブログ
海老芋。
今日は幾分暖かな一日でしたね。
冷たくなってもまた少し戻って、の繰り返しで、
12月やというのになかなか定まらないようです。
さて、京都の冬と言えば、の 海老芋です。
海老芋はサトイモの一種なのですが、
形が湾曲していて縞模様があることから
海老芋(エビイモ)、といわれます。
栽培の過程で、親芋と子芋の間に
数回に分け土を入れる、「土寄せ」という
作業を行う事により、
形が海老のように反り返るんだそうです。
肥沃で適度に湿度のある土地が栽培に適し、
西日本ですと大阪の富田林、
東日本だと静岡県の磐田市が一大産地です。
京都が発祥の京野菜ではあるのですが,
店では主に富田林のものを使う事が多いです。
すでに御献立にも登場しているのですが、
初めて海老芋を召し上がられる方等は、
その甘味ときめの細かさにびっくりなさいます。
ねっとりしたあの食感、一度食べたら忘れられませんよね。
これからしばらく炊き合わせとしてお出しします!