くりたのブログ
8月31日。
今日で8月も最後ですね。
まだまだ暑いながらも、とうとう夏も終わり、といった感じです。
終わりっていっても、きっと明日も変わらず暑いんだろうな、とは思いつつ、
8月31日は、小さい頃の記憶を引きずってか何なのか、
「終わるんやなあ、終わってしまうんやなあ」という思いに浸る、
特別な日、みたいな気がしてしまいます(笑)
店の近くの高瀬川、
以前改装する前、店のちびっ子たち(=大将のお子さんたち)が店の2階に住まわっていた頃は、
夏になると高瀬川に入って ゴミ掃除、兼、虫取り、兼、水あそび、をしてくれてました。
この水遊び、実は川にとっては大変重要で、
ゴミを拾う事以外にも、
川の中を彼らが縦横無尽に歩き回るものだから、それによって、川の底のヘドロが澱まず、
水量の少ない夏期に変なニオイなんかが出るのを防ぐ、という効果がありました。
なので、ご近所の方は夏前になると、
「そろそろ川に入らへんのか?」と兄弟の川入りを期待して下さっていて、
兄弟も何やらそれが自分たちの使命であるかのように(笑)
毎年勇んでゴミ袋とバケツと網を持って川遊びに出かけておりました。
時には、
「ゴミを拾いに川の中を三条まで歩いていったら、
それを見てた大人の人が「偉いねえ」って言うて、
お菓子くれはった」
なんていうちょっと恥ずかしい様な報告もあったりしながらも(笑)頑張ってくれてました。
今は彼らは引っ越して別住まいなこともあって、
この高瀬川の夏の風物詩、
「くりた兄弟の川入り」は見られなくなってしまいました。
寂しいことです。
今度彼らが遊びにきたら、「久しぶりに入ってみいひんか?」って聞いてみようと思います。