くりたのブログ
ツノハシバミ。
今日は、ちょっと珍しいもののご紹介を。
不思議な形、見慣れない雰囲気をかもす、これ。
持ち上げてみると、こんな風。
なんなんだ、この器械体操みたいな造形は!と声を上げ興味津々でいたら、
「今朝、市場の八百屋さんで色々買うてた時に、
『もし何かに使えそうやったら、これも一緒に持って帰ってー!』って、オマケでくれはってん」と、大将。
外袋には、「はしばみ(和製ヘーゼルナッツ)」の文字が。
調べてみると、はしばみの中でも、「ツノハシバミ」という種類の植物の実らしい。
ちなみに、おつまみでお馴染みのヘーゼルナッツは、
「セイヨウハシバミ」という同属の種になるんやそうです。
外側のツノの部位をめくっていくと、中にはどんぐりのようなものがあって、
それを割ってみると、更に内側に食用となる「実」の部分が出てきます。
その実、ちょっと食してみたら、
多少渋さが感じられたのですが、味はヘーゼルナッツのような、クルミのような。
この渋みがちと気になったのですが、
どうも、採取してすぐに処理をすると、より一層美味しく食べられる、ということのようです。
(上のものはちょっと乾燥が進んでしまった状態ということなのかな?と想像しています)
ハシバミ、広く全国的に分布しているらしいのですが、
耳にはしたことある名ながら、未だ実際のものにお目にかかったことはなく、
店にとって、私にとっては、初めまして食材!
この、「初めて」が本当に楽しくて興味深いっ!!!
細かく砕いて和え物なんかに入れたら、きっと面白いだろうなー、等々、イメージは広がります。
引き続きもう少しアンテナをはって、調べてみようと思っています!