くりたのブログ
チチタケ。
中央にくぼみのある、ぷっくりした赤茶色の姿、
傘は3〜4センチ径ほど、手のひらにちょうどおさまる位の大きさで、
よく見ると、白い液状の汁のようなものが表面に見えます。
このキノコ、名を「チチタケ」と言います。
実は、店で扱うのは初!の食材。
産地は木曽の御嶽からで、夏から初秋にかけてが旬である、とのこと。
チチタケの名は、傷をつけたときこの乳のような白い汁が出ることからきているんだそうです。
店ではこれから色々と試作をしてみよう!と、ワクワクしているところなのですが、
市場の方からの情報では、
「とても美味しい出汁がでる」
「お茄子と合わせると良いらしく、そんなお料理があるとか、なんとか、、、、。」
とのこと。
ただどうも、「食感」がぼそっとしているらしく、
そこをクリアー出来れば、大変美味!なんであるとのこと、でした。
そんなこと言われたら、俄然、やる気みなぎります(笑!)
まずは、その「出汁」を味わってみるところから、食感を実際に確かめてみて、、、と、
早速に色々と想像を巡らせています。
どんな味わいのお出汁なのか?興味深くて仕方ありません!
これから試作にかかるので、今シーズン中にお献立の何かに加えるには間に合わないかもしれませんが、
店にとっての「初めまして」食材、やはりいつでも心踊ります!
試作が実って何か進展があった折には、またご報告しますねー!