くりたのブログ
梅仕事。
今年も梅仕事の季節がやってまいりました!
上は先日手に入れていた和歌山の「紅南高」、この後少しの追熟を待って、
一昨日より、いよいよ作業をスタート!いたしました。
まずは、水に浸けた後一旦あげて水気をしっかり拭いて、
焼酎で一粒ずつ消毒も念入りに。
その後、塩をまぶしながら、樽に漬け込んでいきます。
あとは落し蓋をして重石を乗せて、しばし待つ。
そしてあくる日の今日、そおっと覗いて見てみると、こんな感じに。
生酢(きず)が上がってきていますー!
この浸けた時に上がってくる上澄みの水分、これを生酢と呼ぶのですが、
梅干し製作の工程の中で、まずはこの生酢を採取する、というのが、
欠かせぬ重要ミッションの一つ!なんであります。
ちょっとコクのある酸味をプラス、という時や、
梅の風味を効かせたさっばりとした味わいを求める時、など、
生酢は、お料理の中で何かと重宝する調味料なんですね。
保存性も良いので、毎年この時期に取った生酢を一年使う、というのがサイクルになるので、
今年も塩が完全に溶け切ったくらいのタイミングで、
需要第一ミッション、遂行いたします!
、、そしてこの後も、
目を配り手間を掛け、作業は続いてまいります。
今年も美味しい梅干し出来ますようにーーー!