くりたのブログ
飯蛸。
お写真、「飯蛸」です!
すでに作業途中、下茹でをしたのが上の状態、
ここから、甘辛くまずは下味を入れていきます。
一旦味を入れたものが、これ。
手前に見えるのがイイダコの胴体部分、です。
つい頭かと思ってしまうこの部分、
これが胴になるんですね。
そして、この中には一杯卵が詰まっていて、
それがちょうど「ご飯粒」のような大きさ、見た目、なんです。
しかも、似ているのはフォルムのみならず、
少しもちっとしていて、食感が本当にお米のようなんです。
「飯蛸」の名は、ここからきているんですよね。
そんな卵の心地よい食感や甘味、旨味、
それから、蛸のなんとも言えん香りが、
ふうっと鼻をかすめると、
おぉっ!春が、来るな、と。
そう、飯蛸はこの時期、
色んな春の魚介の中では、先んじて最初の方に登場する、
春の使者、なんですー!
もう、そんな時季になっているんですよね。
季節は着実に、動いています。
飯蛸、これからお献立に登場予定です。
まだまだ寒い日もありますが、
春食材、少しずつで出しておりますよー!