くりたのブログ
梅肉。
見てるだけで唾液腺が刺激されるーーっっ!、なんてこと言いながら、
製作中の、これ。
「梅肉」ですー!
自家製の梅干しから作る、自家製の梅肉。
果肉を外して、ある程度裏ごしをして、
あたり鉢であたる、という作業、です。
あ、そういえば、の余談ですけれど、
上記のあたり鉢、
いわゆる「すり鉢(=摺り鉢)」のことなんですが、
「する」の言葉が「お金をする」とイメージされる、
とのことから、
それを避けるため、あえて、「あたり鉢」、
すりこぎのことは、「あたり棒」、
そして、する作業自体も、「あたる」、と言うのが、
料理屋では一般的なんですー!
(「それ、ちょっとあたっといてー」などの会話は、厨房内では
よくあります。でもこれ、料理屋に限らず、かもしれませんね。
どうでしょうか?)
で、梅肉、です。
今これを仕込む理由は、ただ一つ!
これからのシーズンのあれにむけての、準備なのですが。
それはいわずもがな、京都の夏といえば、の、あれなのですが(笑!)
(実は、お献立にはそろそろ登場しだしています。
また近日中にブログでも御紹介致しますね。もちろん。)
主役がいくら抜群に美味しくっても、
側に寄り添う梅肉がちゃんとしたものでなくては、
お話にならない!んであります。
丁寧にこしらえた梅肉は、
適度な刺激、でありながら程よくマイルドで、
余分な,余計な旨味などなくって
(→書き方が難しいですが、ここ本当に重要です(笑))
持つ美味しさそのままに、
主役を上手に引き立ててくれます。
もう、梅肉の時期なんですよね。
気合いをいれて梅肉を仕込む段になると、
京都の夏も、いよいよだな、といった風。
暑くて熱い、お祭りのシーズン、もうそこまで来てますねー。