くりたのブログ

寒ブナ。

葛西選手のビッグジャンプから始まって、
銀メダルの快挙!そして心に残る笑顔、に、
魅せられ、泣かされて始まった、今朝。
午前、午後と雨も降らず、
久しぶりに青空が見られた気のする、今日の京都です。

そして今日は京都マラソン

TVでゴール地点の中継の様子、ちらっとだけ見たのですが、
沢山の方々が懸命に、そして楽しんでゴールされている様子、
画面から伝わってきていました。
聞けばこのコース、相当にアップダウンがきついんだとか!?
「狐坂がとてもしんどかった、、、。」とインタビューに答えておられる方など、
本当に沢山おられました。
それでも、いっちょ挑戦してやろう!と、
参加され、そして見事完走された方々、
これは本当に素晴らしい、事だと思います。
コースとなっている道を、普段、車かバスでしか通らない身としては、
あの距離を走りぬくことが出来る、ということが信じられない思いで、
それをやり遂げた皆様に,心から敬意を表したい!と思います。


さて、お写真、「寒ブナ」です。
冬の寒い時期だけの味覚、寒ブナ。
写真は「ギンブナ」で、
お腹には子(卵)を抱いています。
店では今の時期、
洗い(=お造り)
にしたもの、お出ししています。

川魚、しかもお造り、と言えば、

きっと川臭いんじゃないか?と思われがちなのですが、
寒ブナはさにあらず。
この時期の寒ブナは、
水の底に潜んで、あまり活動もせず、
言わば半冬眠状態にあります。
動かず、餌も食べずにじっとしているので、
一年の中でも、
身体の中が一番クリーンな状態であるのが、今の時期。
それこそが、生臭くない理由!なんです。

細造りにした身に、

抱卵しているをまぶして、
辛子酢みそでお召し上がり頂く、というのが王道。
身のコリッとした何とも言えない歯応え、そして旨味に、
卵のコクがプラスされて、
そこに辛子酢みその辛みと酸味が上手く調和して、
これが、ほんまに美味しい!
これぞ、の黄金バランス、なのです。
この組み合わせ、本当に間違いが無い、です。

入荷は日にもよりますが、

これからあとしばらくの間、お出しする予定です。
(詳細は御予約のお電話の際に、是非お尋ね下さいませ)
美味しいですよー。皆様、是非にー!



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京料理 くりた

京都市下京区⻄⽊屋町四条下る
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