くりたのブログ

冬至。

今日、冬至ですねー。
かぼちゃや、小豆粥を召し上がった方、
あるいは柚子湯につかって温まって、なんて方、
きっと沢山おられることでしょうねー。

柚子と言えば、の話ですが、
柚子味噌などを作る際に使うのは、
一番外側の表皮、で、
表面を丁寧におろし金でおろして使用します。
そして、表皮と、中の果肉の間の
白い部分
ここは、甘くシロップで炊いて、これも和の甘味、お茶請けに。
(現在、店のお献立の最後にお茶請けとしてお出ししてるものです!)
さらに、種は、丁寧に採取して乾燥させてから、
これは食用ではないんですけれど、柚子化粧水、として転用(もちろん、個人使用ですが!)
結局残るのは、果肉部分のみ。止む無く廃棄すべし、なのですが、
店では各自持ち帰り、それをお風呂へ投入し、
柚子果肉風呂を楽しむ、というのがこの時期の恒例となっています。

、、と、果肉風呂につかって、
「ああ、極楽!」なんて一息ついてる自分を想像しながら、
果たしてそんな余裕があるのか!?という現実は見ないふりしながら(笑!)
夜なべ作業に黙々と勤しむ、チームの面々なのであります!

さてさてそんな中、せっせと励む今晩の仕事は、
例えばこんなもの。


豆くわい!です。
小さなくわいを、六方剥きに。(今年は3キロ!)
芽がでる、ということから縁起が良いとされ、
おせちに良く使われる、くわい。
小さい頃はなんの魅力も覚えなかった、食材ですけれど、
大人になると、その良さが少しわかるようになりました。
ちょっとしたほろ苦さ、ほっくりした食感。
これが、よい!んですよねー。
芽がでる、っていう意味があるということ、
思いながら頂くと、なおよい。
おせちの中には炊いたもん入れるのですが、
もう少し大きいくわいをスライスして揚げて、
くわいチップス、にしてもこれまた美味しかったりします。
もし、お正月用のくわいがちょっと余ってしまった、
なんていう時、お試し下さい。
是非!

さて、店は明日、明後日で年内の営業は終了
です。
(年末年始の営業については、こちらをご覧下さい→)
明日23日はほぼ満席ですが、
明後日クリスマスイブは、まだお席に余裕がございます!
和食で、イブ。ありだと思います。
是非!

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炊き込み御飯。

京料理 くりた

京都市下京区⻄⽊屋町四条下る
営業時間 11:30〜14:00、17:30〜22:30
定休⽇ ⽔曜⽇

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