昨日に続く雨で、
ほんの少ーしだけ、暑さのやわらいでいる、京都です。
気づけばもう８月も最終週。
先週末、そしてこの土、日と、
京都の町なかでは地蔵盆が行われている所も多くって、
提灯が飾られている様子など横目に見ながら、
今朝は出勤したのでした。
「ああ、夏が終わってしまうなあーーーーっと」なんてこと思いながら（笑）。
地蔵盆、って、子どもにとっては、
夏休み終盤の最大のイベント！で（今は多少状況違うのかもしれませんけれど！）、
私も小さき頃、それはそれは、楽しみで。
でも反面、これが終われば、あと夏休みも後わずかだ！という、
避けがたい現実もあって。
なんか楽しさ半分、寂しさ半分、というような、
そんな印象があるイベント、それが地蔵盆なのです。
なので、今でも地蔵盆の提灯を見ると、
懐かしくもありながら、
妙な物悲しさ、そしてどことなく焦燥感にかられたり、する、という、
変な自分がいて、この時期だけはほんまに複雑な気分になります（笑）

ともあれ、まだまだ暑いとはいいながら、
「夏」、と呼べる季節はもうそろそろ終わりですよね。
タイミング逃して、海にも行けず、花火も見に行けず、
かき氷だって食べていません、今夏っ！！！
と大将に言ったら、

「そんなん、なんぼでも作ってあげんでー！」と。

ちがーーーうっ！
料理人たるもの、最後の「かき氷」の言葉にだけに反応するのは、
そら当然なのかもしれませんが、
なんか、違うー。
確かに、たしかに、大将のかき氷もきっとそれも美味しいんだろうけど、
私が言っているのは、休日に甘党のお店へ赴きそして頂くやつで、
ふわっつふわの氷の上に、
お抹茶がかかってて、白玉とか小豆とかがこう上にのってて、、、

「あ、お抹茶もあるで、それに白玉粉も、ほらっ、ここに。」

と、嬉しそうに大将。
そうですよね。そうでしょうとも。
ありますよね、店には。材料的には揃ってますよね。
それは、それできっと美味しいんだろうけれど、
だけど、ですよ！！！、、、、
と、息巻きながらも、

もしかするとあるいはその方が美味しいのか！？いや、私の本来のニュアンスとしては、
お休みの日に、ゆっくり氷を頂きたい、という感じだったような、
いや、でもその大将作の氷もええかもな、甘いもん好きの大将のことやから、
ものすごく美味しいもん、作ってくれそうやな、それはそれでええに違いないな、、、、
いや、でも、、、

と逡巡するその横で、

「でもな、きっと普通の氷よりもほんまは天然氷の方が美味しいに違いないしなあ、
しかも、「かき方」が難しいよなあ、専用機械なしにどう工夫するかって所が、
うんぬんかんぬん、、、くやしいな、どおしたらええんやろな、、、、」

と悩み出す大将。
結局、話題は、
「私が夏にやり残した事」、の話から、
美味しいかき氷、できるかな？みたいな話にかわって、、、、



、、、と、今日は、
なんでもない夏の終わりのくりたの日常、の話になってしまいましたが（！）、
そんなこんなの、８月最終週です。
皆様はどうお過ごしでしょうか？
夏バテなど、なさってませんか？
次回はまた食材のこと、書きますよねー。