くりたのブログ
八重さん。
ここ2、3日、ちょっと肌寒い日の続く京都ですが、
高瀬川のヤエザクラ、その開花スピードとどまることなく、
順調に開花しています。
お写真は、店のすぐ近くのヤエザクラ。
幾重にもなった花、こんもりと咲くその様子、
ほんまに重厚で、美しいです。
私としてはヤエザクラ、とっても好きなのですけれど、
しかし!
このヤエザクラ、ソメイヨシノに比べ、
若干注目度が低い様に思われます。
(そんなことないですか?)
こと高瀬川に関して言えば、
ソメイヨシノとヤエザクラがまんべんなく植えられているんですが、
ヤエザクラがまさに主役!の頃は、
その背景に、完全に見頃を終えたソメイヨシノが見える、という構図になるので、
今ひとつ、惹き付ける要素が弱いのか、
なんとなく見逃されがちに、なってしまう様な気がします。
今日も、カメラで懸命に写真を撮っていたら、
「なんやー、桜、まだ咲いてるのもあるんですねー」と
3人程の方に声をかけられました。
そうなんです!ヤエザクラは今が見頃なんです。
一所懸命咲いてます(そのように見える)ので、
高瀬川沿いを歩かれる皆様、どうぞどうぞ御注目下さいねー。
ところで、今日、写真を撮っている時、
何人かの方に、
「これは何と言う名の桜なのですか?」と
お声掛け頂きました。
私、これまでヤエザクラ大好きさん、のように
言っておきながら、何と名前までは知らずにいました!
で、店へ帰ってすぐに図鑑で調べてみた所、
左の薄ピンク色のんが、「カンザン(関山)で、
左の白っぽいのんが「フゲンゾウ(普賢象)」
と言うんやそうです(←多分。違ってたらゴメンナサイ!)
この後者の普賢象の名の由来、
花の中央から細い葉のようになった雌しべが
2本飛び出ていて、
その様子が普賢菩薩の乗る象の鼻に似ているから、と
付けられた名なんだそうです。
へえーーーっっ、ですよねー。