くりたのブログ

稚鮎。

あったかい時もあれば、寒い時もあって、
その振れ幅が大きくて、身体のバランスを崩しがちな、今の時期。
そして温度差に加え、花粉やら、PM2.5やら、
何かと試練の多い、3月!なのですが、
所によっては、
今日、桜の基準木が開花するかどうか?
話題となったエリアもあったようですね。
桜の開花、全国的に今年は少し早め、などという情報もあるのですが、
どうなのでしょうか?
今日のようにまだ肌寒さの残る日は、なかなか実感も湧かないのですが、
たしかに、
すでに高瀬川の桜の蕾も、日に日に膨らんできています。
冷えるように感じていても、花を開かせる準備は
着実に進んでるんですよねー。
桜が見られるまで、あと少し
自然ってすごいなあ、と毎年のように思い、
毎年のように、その時を楽しみに待っています。
ほんまに、すごい魅力、ですよね(笑)
おんなじ場所の桜でも、見飽きるってあらへん、のです!


さて、今日のお写真は、
琵琶湖産、稚鮎。早春の味覚!です。
名前の通り、鮎の稚魚なのですが、
写真のものは体長6、5センチ程で、
それよりももう少し小さい状態のものは、
「氷魚」(ひうお)と呼ばれています。
身体が透き通るようにキラキラとしていることから、
その名があるようですが、
いつもお世話になっている川魚屋さんによれば、
「体長3?6センチまでくらいが氷魚、なんです」とのこと、
なので、入荷のものは、氷魚よりもほんのちょい大きめ、ということになりますね。

でも、見て下さい、この
美しさ
ほんとうにキラキラと輝くようで、
、あるいは、宝石、と言っても良いくらい!
思わず、「キレイっっっっっ!」と声を上げ、
夢中で必死に写真におさめる、というのが、
ここ数年のお決まりになっています。
(その割に、お写真、臨場感無くてスミマセン!)

そして、素晴らしいのはもちろん、姿だけではなく!
店ではあっさりと甘辛く炊いたもの、
八寸の中のおひとしなとして使ったりするのですが、
こんなに小さいのに、
しっかりと旨味、川魚ならではの少しの苦みがあって。
鮎のおいしさがぎゅうっっっとまとまって、
口の中にやさしく広がります。
これぞ春、ですー。


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