くりたのブログ
半夏生。
7月です!
京都では祇園祭が幕を開けました。
昨日は吉符入りで、今日はくじ取り式。
こんなニュースが耳に届き始めると、
ああ、いよいよやなあ、って思います!
これから暑くて熱い、季節がやってまいります。
とはいえ、
梅雨もまだ明けきらぬ今日は、少し蒸し暑さもましで、
幾分、過ごしやすい日ではありました。
貴重な、一日。
きっと、「7月に入った頃は、まだましやったのにいぃっ!」と
思い起こす日が、じきにやってきます。
暑くないお祭りなんて、雰囲気でえへんしな、と自分に言い聞かせ、
今からぐっ!と気合いを入れています。
今年は節電の夏ですもの、ほんまに気持ちの備えと工夫が必要です。
さて、7月かかりの今日は、
「両足院の半夏生が見頃ですよ!」というお客様からの情報を得、
貴重な涼やかな一日を存分に過ごすべく(笑)、
昼の合間の時間に出掛けて参りました。
建仁寺塔頭である、両足院。
店からは、自転車をちょいと走らせ、
鴨川を渡って、東へちょいと行った所です。
(歩いても行ける距離なんですけれど!)
半夏生、白色が周りの緑に映えて、本当に美しい!
穂状の部分が花で、
白く見える、一番目につく部分は、実は葉!
なのですよね。
上部の葉だけが、白くなっています。
また、オモテ面だけが白くなる事から、
別名カタシログサとも言うらしい、です。
この白色、成長とともに上部の葉にだけ出現し、
しかもだんだん色あせて、
最後は緑に戻るのだ、とのこと。
なんとも不思議な花!
ドクダミ科の植物であるという事も、
今日、お寺で説明を受けて初めて知りました。
半夏生の庭園の特別公開、
7月8日(日)まで、とのことです。
自然の澄んだ白色、目にとても涼やかで、心地よいですよ!