くりたのブログ
稚鮎。
黄金週間も過ぎ、五月の日常がスタートしています。
今日の京都、お天気も良く、
新緑を味わいに外に出掛けるにはもってこい、の一日でした。
若葉が目にも身体にも気持ちよく。
一年のうちでも、5月は本当に心地のよい月である気がします。
もちろん、四季、月それぞれに良さがありますが、
温度、湿度のバランスの度合い、という意味では5月の快適度は格別(のような気がします)。
これから梅雨の季節まで、しばらくの間ですけれど、
この爽やかな心地よさ、しっかりと楽しみたいと思います!
さて、お写真。
琵琶湖産の稚鮎です!
すでに店では八寸の中のおひとしなとして御献立に登場していますが、
皆さま一様に、
「小さい、かわいいっ!!!」
「こんなにちっちゃいのに、ちゃんと味があるんですねー」
等々、仰って下さいます。
そうなんですよね、こんなに小さくても、いっちょこまえ。
ちょっとの苦み、旨味、がしっかりとあって、
噛んだ時の鼻から抜ける香りもちゃんと感じられて。
ああ、鮎やなあ、そんな季節なんやなあ、と思わせてくれます。
まさに初夏のはじめ、の一品、稚鮎。
店ではショウガと一緒に甘く炊いたもの、
八寸にちょこっとつけております。
ほんの少しでもしっかり初夏を味わって頂ける、という、おひとしなですよ!